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ありふれた死闘

このシリーズに戻ってくるまでに、ずいぶん長い時間が経ってしまいました。いやー。たいへんだったよ。とてもつかれています。

今年はたぶん「自分の人生でいちばん大変だった記録」を更新した年でした。たぶん。たぶんね。そう願っている。あいほーぷそー。

2024年2月3日、節分の日に2年以上介護した愛犬トッピーが17歳で大往生を遂げました。自宅介護が限界で、昨年10月末から専門施設に預かってもらったのですが、最期はど根性で自宅に戻り、家族に見守られて死亡しました。

6月23日の朝、大雨の中を外出した母(膵臓がんステージ4)が右肩脱臼と右上腕骨を骨折。一気に全身状態が悪化して「余命1-2ヶ月」と宣告され、死去2日前まで自宅療養で粘り、専門病院の緩和病棟にて死亡しました。

おりしも巨大台風接近中ですぐに葬儀ができず、1週間近く待った上に結局は天候不良でやきもきさせられっぱなし。挙げ句の果てに告別式の最中に喪主の父が体調不良で救急車で搬送されました。

うーん。母の葬儀の直後にまた父の葬儀もするのかー。まじかー。ネタだな。と本気でハラくくりましたけど、何度も三途の川の手前で追い返されてきてる父(臨死体験ぽいのは何度かやってる)は、今回も追い返されたらしくて、無事に帰ってきました。ずーっとじめじめ鬱々していましたが、いまはそれなりに元気になってきています。

兄弟姉妹はいません。生きている父は、持病多数で病弱。ひとりでまったく家事ができないうえに、めんどうなことにひとりで居ると寂しくなって具合が悪くなってしまう心の要介護5であろう、86歳幼児です。

これまで心血注いできた自分の仕事は全部壊滅。手のかかるお婆さんたちは死んだので病気の世話は終わっても、要介護のお爺さんはまだいるので、わたしは仕事に復活するどころか、結局まだ家政婦状態です。

毎日毎日「ここはホテルでも旅館でもありません。自分でできることはちゃんとやりましょう。自動的に家が整うわけではありません。何十年そうやってお客様気分でいるのですか?いつまでも娘をアテにしないでひとり暮らしするか、どこかに入るかよく考えてください」と言い続けています。

昨年はどこまで書いたんだっけ?

最後は8月31日の「死にたい夜に」ですね。常にチャンスをうかがって、どっから飛び降りることばっかり考えていたけど、暑すぎるので面倒なのと汗だくで死にたくないから、だけの理由で踏みとどまっていたときです。

あまりにも汚すぎる台所は、わたしが1年半くらいかけて少しずつ手入れして「とても汚い台所」くらいには改善されましたが、それでもモノだらけでとても手がつけられません。そこで毎日3食準備する。つらいつらすぎる。

故人の実家は全員が「ためこみ」で、モノがあふれかえっています。「外からゴミを拾ってこないのがせめてもの救い」レベルです。「実家の納戸は3.5部屋分くらいある」と言うと「おうちがひろくていいわね」とか言われてしまうのですが、そういう話じゃなくてだな。「捨てない病」ヤバいですよ。

というわけで、わたしはあいかわらず鬱です。
睡眠不足だけはだいぶ解消されてきたので、文章はまあまあ書けそう。

冷静に考えると「いま目の前の地獄には、占いよりも広く汎用的なネタがいっぱいあるよな」ということで、ちょっとリストアップしてみます

◎ 墓じまいと改葬2件(これだけは無事に完了した!めでたい!)

×  実家じまい(生存者あり。全捨てできず、仕分けと掃除が必要!)
→ 毎日使うキッチンがモノだらけ
→故人が溜め込んだ品で溢れ返った部屋たくさん
→故人の最大の趣味はガーデニング(最強のラスボスは庭)

× 自分の仕事の再起動
→ 治療院はなし崩しに廃業(届も出した)
→ 占いの仕事は復活させるんだよ!(自営ゼロから立て直し)

△ 親戚とか周りにも似たケースは散見
→ 現在進行形でたいへんな家はいっぱいありますよね。うへえーーーというお話はあちこちから伺います。死にたいのはわたしだけじゃないよね!

そんなかんじです。ここでは主に片付けの話をするか。つらすぎるけど。

次はウラナイ8号室のサイトを再起動させます。
最後に書いたのは7月かー。「彼岸過ぎまで」とか言ってるけど、ぜんぜんそれどころじゃなかったな。

じぶんのメインサイトは、あたらしい鑑定受付つくって、お知らせ更新したら、もうあのまま化石でいいかなーと思ってます。あちこちあると、メンテが大変なんですよね。

ということで、こちらからは以上です。
10月31日にUPしようと思ってたのに、まにあわなかった。


占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!