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【実占トーク】その1・あなたの弱点情報、ダダ漏れしてませんか?

いろんな人がいて、人間関係は難しい

私の占い現場では、職場の人間関係のご相談は少なくありません。恋愛のご相談もありますが、体感的にはだいたい8対2くらいでお仕事テーマのご依頼が多いです。

あの人に腹が立つ!嫌になった!顔も見たくない!でも、離れたくても離れられない、のが恋愛ならともかく、仕事では自分の意志だけではなんともできません。

どうしても納得いかない、なんだかイライラして相性が合わなくても、お仕事である以上は、まるっきり無視したり、わざと距離をおくわけにもいきませんし、おいそれと逃げ出すわけにいかない場合がほとんどでしょう。

まずわたしは、ご依頼者さんのご出生図や時期運を拝見しつつ、「上司や同僚や部下や仲間の、どこがどんなふうに嫌で腹が立つか、気に入らないか」をヒアリングすることにしています。

さて、どんなケースが想定できるでしょうか?

職場の問題、具体例として

いろんなパターンがありますが… いま思いつく限りでざっくり一般化してみます。(ここにさらに、立場の上下関係や、年齢や性別などの変数が入ってくるので、実際はもっと複雑ですね)

● 相手と自分の距離感やコミュニケーションスタイルが全く違うので意思疎通がぜんぜんできない

● 自分が当たり前のようにできる得意な分野を、相手がうまくできない(不器用)のを見るとイライラする

● 自分が苦手な分野を相手が軽々とスムーズにやってのけて(マウンティングされたりして)つらい

● 相手と自分の「正しい」「ーべきだ」の価値基準が全く異なるので、よかれとおもってやればやるほど、すれ違いしかない

● そもそもその職場や職域の雰囲気や伝統的な文化、やり方や方針と、自分の資質が合っていない

● 自分の人生の中でうまくいかなかった関係の相手(例えば肉親)の特徴が、いま腹を立てている相手とに共通項があって似ている

上の例はあくまでいま脳内に浮かんでくる「あるあるケース」の一般論なので、特定の人や図を想定して書いたわけではなく実例を挙げにくいですが、それぞれのケースをみると「あー、あのときの◯◯さんみたい」と、いろんなお客様のお顔が私の頭の中には浮かんできます。

ここで、お勉強中の方にちょっと考えてみて欲しいのです。どういう図やどういう組み合わせのときにこのような齟齬が生まれやすいでしょうか?

占いの知識を現実に役立てるため

「◯◯星はこういう意味」という羅列を暗記する段階が終わったら、「こういう状況で有利なのは◯◯星。同じ状況では△△星は不利」といった脳内シュミレーションをしてみてはどうでしょうか。

「世の中ではこれがふつうだから」と、幻の蜃気楼のような「ふつう」を求めて、ご自分にとっては不利な環境でも諦めずに不利な戦いを繰り広げているケースは少なくありません。

人生を戦いになぞらえることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、少なくともお仕事であれば、ご自分を消耗させて痛めつけるだけの環境に身を置かないほうがいいでしょう。

占い師としてわたしの仕事は、怒りや恐れなどでこんがらがりやすいお客様のお話を聞いて第三者の視点から状況を整理したり、占いの解釈+社会情勢も踏まえた上での対策や、これからの見通しやタイムスケジュールをご提案することだと思っています。

つづく。

占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!