不思議の扉を開けて〜狐弾亭にお邪魔しました
開店準備中の狐弾亭(こびきてい)
来年2月に本格オープン予定の狐弾亭(こびきてい)のnoteを拝見しつつ、ワクワクが抑えきれません。
どこにあるの?立川?国立?その中間くらい?
最寄駅は西国立?ってことは南武線?
イマドキの言葉で言えば独立系書店?ブックカフェ?
お話会やライブもできるの?
ってことは、けっこう広いのか!すごいなー!
専門の蔵書がたくさんあるの?え?販売もするの?
骨董品もあるの?ほえーーー。いろいろ扱うんですね。
どんなところだろうなー?たのしみだなー!
ワクワクが抑えきれずお伺いを立てましたところ、なんと!準備中のお忙しい中を、お店にお邪魔させていただく幸運に恵まれました。
キラキラ輝く不思議の扉
立川駅からも歩いていける距離ですが、いちばん近いのは西国立駅だそうです。(国立駅からもお散歩がてらに歩けるみたいです)ふつうの住宅や商店がならぶ中をてくてくと歩いて行くと、道路からはちょっと奥まった配置の店先に、キラキラ光るガラス張りのショーウインドーが輝いていました。
むむむむむ?おおおおお?
「どうぞお入りください」とご案内いただき、そーっとガラス戸を開けると、突如広がる異世界っ。店内は奥の方にずーっとつづいていて、入り口から想像するより、かなり広いです。お話会や演奏会のときには、たくさんのお客様でいっぱいになる光景が目に浮かびます。
専門性の高い書籍や、美しい書籍、麗しい内装、美味しいお茶やお菓子などお楽しみがたくさん詰まっていました。「わざわざ訪ねていく」「はるばる異世界を体験しに行く」お楽しみが満載のお店になることでしょう。
フェアリードクターって?
たいがいのことには驚かない私ですが、狐弾亭の店主、じゃなくって亭主の高畑吉男さんには、いつだって驚かされっぱなしです。
はじめてお目にかかった時は「俳優さん?えっ?フェアリードクター?え?妖精のお医者さん???」なーんて質問攻めにしてしまいました。(ついつい好奇心が炸裂してしまいまして!失礼いたしました)
ご本人による自己紹介や来歴、アイルランドについてや、妖精のお話など、こちらの記事にまとめられています。楽しい♪
今回は「いまさらですが、妖精って?妖怪みたいなもの?神様とは違うの?」みたいなごく初歩的な質問をどんどん遠慮なくしてしまいまして、たっぷり丁寧にレクチャーしていただきました。ありがとうございます。
いわゆる「霊能」みたいなものにご興味ある方がこの界隈には多いと思いますが、不思議系のご相談も今後できるようになる、かもしれないとのこと。わたしはぜんぜん見えないし詳しくないのですが、吉男さんがどういう世界が見えるのかとか、どういうチャンネルがあるのかとか、そのあたりもいろいろ教えてもらって目からうろこぼろぼろです。
ずーっと心の「へえー!」ボタンを押しまくりで、ふしぎー。ふしぎー。ふしぎー。と何回言ったかわからない1日でありました。楽しかった。
営業時には、お茶とお菓子のセットをオーダーしたら、店内の閲覧可能な本を読んだり、ゆっくりしたりできるそうです。
開店に向けてこれからどんどん情報が追加されていくでしょうから、目が離せません。
場所があるって強い
占いもそうですけど、語りもまた具体的な形がないジャンルですよね。でもわれわれは肉体があるし、どういう形でも「人と人がリアルに出会う」ことによって化学反応が起こったり、発酵熟成されるのはだいじなプロセスです。もちろん想定外のできごともふくめて、ぜんぶだいじです。
どんなジャンルでも「お店」という場所があるのはやっぱり強いですよね。オンライン、リモートはめちゃくちゃ便利なので、それはそれで利用しつつ「人が集う」「人が出会う」という貴重な体験はプライスレス。さまざまな物語がこれからまた新しくどんどん醸成されていくことでしょう。
素敵なお店、ひとあしお先に覗かせていただいてありがとうございました!
来年にはここをご覧くださってるみなさまともご一緒にお伺いする機会ができれば嬉しいです。来年の楽しみがまたひとつふえました。