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みんなの「天中殺」おはなし
「天中殺」の話、つづきです。
世の中ではセンセーショナルな言葉だけが流布していたので、ただなんとなく「え?悪いことが起こるんでしょ?」とか「怖いから信じない」といった印象だけだとちょっともったいない。
天中殺の種類
ひとことで「天中殺」でまとめてしまうとちょっと乱暴です。ちょっと詳しくその中身を分解してみましょう。
1. 生来の「天中殺」グループ
6グループあって、誰もがそのうちのどこかに属します。(子丑・午未・寅卯・申酉・辰巳・戌亥)
それぞれのグループには、それぞれに特徴的な「欠け」があるので、それに応じた現象が起こりやすくなります。
2. 後天運で巡る「天中殺」の時期
「〜するな」「〜はダメ」と占い師に言われやすくて、一般的に話題になりやすいのはこちら。その人の生来の「○○天中殺」の○○にあたる十二支が時期運で回ってきたときのこと。
3. 宿命天中殺
「○○天中殺」の○○にあたる十二支を、ご自分の命式の中にお持ちのケースです。
誰にでも当てはまる話ではありませんが、当事者のみなさまにとっては「そうか!そうだったのか!」ととてもよく響いてご納得いただけることが多いテーマです。
4. 大運天中殺
そもそも「大運」は手軽に算出できないので、ご自分の「大運」は、個人鑑定を受けないとご存知ではない人も多いでしょう。20年という長期間の話なので、あまりお若い方々にはちょっとピンとこないかもしれません。
さらに「大運+天中殺」となると、専門家にみてもらうほうがいいかも。
過去記事ですが、これはちょっと踏み込んで書いてます。
ご参考としてどうぞ。
まずは「自分年表」を作ってみよう
占いを学ぶ方の多くは「自分を知りたい」というご希望をお持ちでしょう。そんなみなさまはもちろんですが「自分は悩みはないけど、占いの仕組みを知りたい」とおっしゃる方もぜひ、ご自身の年表を作ることをお勧めしています。
実体験を綴ってくださってる方があちこちいらっしゃるので、読者としてもとってもありがたく勉強になります。
「天中殺!こわい」と恐れたり「なんか悪いことがあるのでは?」なーんて不安になっていきなり未来を知ろうとするより、まずはこれまでの傾向をチェックして、それから対策を考えるほうが現実的です。
そうなんですよね。みんな「このときはなんかこうしちゃったんだよね」という時期とか癖があるのが、だんだん自分で見えてくるはず。
データ化すると便利
わたしは手書きノート派ですが、データにしてパソコンで管理するほうがたぶん便利ですね。ということで、みずまち先生はデータ派だそうです。
めちゃくちゃ面白かった!何が中殺されたかも後で検証しよう。
— みずまち⭐︎ゆみこ (@mizumachiyumiko) January 12, 2024
大運、年運、イヤーナンバー、イヤーカード、個人的出来事をまとめた表を作ってるんだけど、検証に便利です。木星以降の天体のサインの位置も追加しようかな。西洋のほうはだいたい頭に入ってはいるけど。 https://t.co/6UH6LJ5yOJ
検証も何も、表を見た瞬間にそのまんまだったわって思い出しました。星に素直に生きてます😂
— みずまち⭐︎ゆみこ (@mizumachiyumiko) January 12, 2024
そうなんですよね。自分の意思や行動がそのまんま仕事や生活に反映してて、会社とか家族とかの制限や影響が少ないタイプの人だと、星の影響がモロに出てたりします。(ワタシモナー)
ご家族の分もいっしょに作ってみよう
そうそう。ご家族がいらっしゃる方は、テルミライト花先生のようにご家族の分もまとめて表にしてみてくださいね。
私も家族分、イヤーナンバーと天体の運行、年運をスプレッドシートに入れたものを作ってあります。自分の人生で何があったか思い出せないこともありますがw https://t.co/ZeJezZ73Ty
— テルミライト花/まるやん (@Maruyatarosa) January 12, 2024
算命学はご家族鑑定するのにとってもいい占術だと思うので、ぜひご家族の分もいっしょにどうぞ。
どうしても自分やご家族の分は冷静に客観的にみることは難しいですが、それでもご自分と違う存在の図を読み込める機会はとっても貴重です。
みなさまの「天中殺」実例集
天中殺中に法人成りしてるし、引っ越しもしてるし、もう本当にやらかしまくりですが、成功してなくても17年も続いてるならまあいいか、ですよね。 https://t.co/OQwoGy1ucI
— みずまち⭐︎ゆみこ (@mizumachiyumiko) January 13, 2024
天中殺だから思い切って大それたこともできた!というお話しなんじゃないかなーとおもいます。ええじゃないか。
私自身は天中殺期間に転職しました。ただ、転職をせざるを得なかった(在籍の会社が統合=この世から消えた)事と、転職先の友人から声が掛かったという「完全に受け身」の転職劇でした。この転職の結果がどうなるのかは、在籍中なのである種の実験かもしれません😂 https://t.co/ioIUJWvT1C
— 羽川くるみ𓆛 (@sun_Pisces) January 13, 2024
羽川くるみ先生の場合は、これは典型的な「受け身で引き受けた方がいい」ケースの模範解答だとおもいますよ。
干支で言ったら両方とも申年なんだよなあ。何なんだろうね、当番さん申年に何かあるめぐり合わせなんだったっけ?28歳の12年前は16歳、その12年前は4歳と考えてもなーんか、何らかの環境変化があるんだよね。待って、じゃあ次は52歳でまた何かあるの当番?うっっっそ要経過観察??
— 星見当番☕️アストロお嬢様部活動日誌 (@kaori_stargazer) May 3, 2022
おおー。さすが当番先生!
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙申酉天冲ゥゥゥゥ
— 星見当番☕️アストロお嬢様部活動日誌 (@kaori_stargazer) May 3, 2022
算命学クラスタの皆様笑ってくださりませ申年のたびに何かしらの節目が来るなと思ってたら当番は pic.twitter.com/w8X1N1GnRx
できごとと年の巡りから「申」に辿り着くあたりがさすがです。
あらっ! アストロ裸族・命式裸族の甲斐があったというものです(ピックアップしてもらっちゃった🐒) https://t.co/ePQedS2rrA
— 星見当番☕️アストロお嬢様部活動日誌 (@kaori_stargazer) January 11, 2024
当番先生の場合は、なぜ「申」なのかがかなーりわかりやすく推測できたので、わたしの推理をメンバーシップ掲示板でお話しました。みてね。
天中殺で、ふだんの枠が外れるような状態になるのは、現代で上手に使えば必ずしも悪いことばかりじゃないよね、というお話がこちら。
天中殺の話!今年から年運天中殺なので楽しみです💓
— Yumiko Otsuki (@yummiest75075) January 11, 2024
前回の天中殺を思い返すと、「もともとご縁の薄い部分に縁ができる」状態でした。
楽しいので良かったんですが、天中殺の終わりとともにそのご縁も消えて、というか自らの手で消したくなって消してしまいましたね… https://t.co/iWOjMn1TyO
なるほどー!めっちゃ興味深いです。実になる、形になる、ばかりが正義じゃありませんものね。「楽しいけど消した」という体験は、決して無駄じゃないはず。
まさに前回の年運天中殺はこれでした→「天中殺中の恋愛は結婚に結びつかない」でもそれで良かった。あそこで結婚してたら、その後のおもしろ龍高な30代はなかった!
— Yumiko Otsuki (@yummiest75075) January 13, 2024
天中殺って、運命という天なる者に自分の決断を否定されてしまう感じがみんな嫌なのかもしれません。 https://t.co/uPKL7XhZ5H
ワロタ。Yumikoさんが「おもしろ龍高の30代大運」を満喫されててなによりです。だって「龍高星大運」は、昔ながらの良き妻とか良き母の役にはぜんぜん似合わないですよね。(そもそも「龍高星」は「離れる」意味ですから、天中殺で結婚して、龍高とか車騎とか調舒でお別れみたいな読みはわりとベタにあるあるだとおもいます)
でもって、最後めっちゃだいじ。
「天中殺って、運命という天なる者に自分の決断を否定されてしまう感じがみんな嫌なのかもしれませんね」
そうそう。ほんとこれ。
「ダメと言われると余計にやってみたくなる」人は確実にいるし(ワタシモナー)、ふだんならやらないことをやってみるチャンスにした人もいるでしょう。
過去記事けっこうあるな。またおりおりご紹介していきます。
わたしの2016-2017年「申酉天中殺」けっこうたいへんだったんだなー。と、いま記録をみてようやくおもいだした。
といっても、天中殺じゃない2023年「癸卯」のほうが、自分にとってはよほどたいへんでしたので、天中殺だけじゃないよ。
みたいなことを丁寧に見られるのが個人鑑定の良さですね。
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占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!