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時期運はとてもだいじ

せっかく命術を学ぶなら、時期運までしっかりマスターしたいですよね。

だって、お客様からのご質問や知りたいことには「いつ〜ですか?」が必ずといっていいほど含まれていますし、ややこしい状況にある方に対しても「あなたの性格だとそれはそうでしょうね」とかしょーもないことだけでなく「今の状況は〜まで続きますよ」ってお伝えできるほうがプロの占い師らしくていいのでは?とかおもったりするわけです。


命良きは運良きに如かず

四柱推命を習った時に言われたのは「時期運が6割、生まれつきの運は4割」みたいな話でした。

えーーー。時期運はよくわかりません。苦手です。
っておっしゃる勉強中の人は多いけれど、もったいない。
時期運こそが命術の醍醐味なのでは?

「命」は、生年月日+時から導き出される生まれつきのもの
「運」は、後天的に巡ってくる流れのこと

命良きは運良きに如かず、っていうそうだ。

つまり、どんなに「いい生まれ」と言われるような配置で生まれてきても、後天運の巡りが元々の資質とフィットしなければ良さを生かせないし、生まれつきの資質がイマイチ?でも、後天運(あとは環境だいじ)に恵まれれば幸せだし、大発展する可能性があるかも?ってことですね。

もちろん、タンポポとして生まれた人が、いきなりバラに変身することはないけれど、誰もが生まれたままの性質で生涯ずーーーっと固まってるわけではないですよね。ニンゲンの性質とか可能性というのは可塑性があります。

時期運はとてもだいじ

だから、ふだん占うときには、必ず「時間の流れ」という視点を入れます。ふだんならやらないはずのことを、うっかりやってしまった!とか、いまだからできる!とか、いまはやめておけ!とか、いろんなアクションに適したタイミングをみるのは占いの醍醐味でしょう?

とはいえ、個人的には東洋系の時期運は難解だし、何が起こるのかを具体的に当てにいくのがものすごく難しい、といつもおもいながらやってます。

毎年年末とか年始に「20◯◯年を読む」シリーズをみずまち先生と開催しているから、そのために暗中模索の中でいろいろ探し回って、ものすごーーーく勉強したし、そのあいだもずっと「月干支運気予報」と題して毎月の予報は書いているし、いまでもしょっちゅうそういうことを考えているんですけどね。一般的にキャッチーにわかりやすく言うのはほんと難しい。

ということで、どういう仕組みで頭の中で考えているかをちょっとお見せします。

例えば、これは来月からの3ヶ月間の運気予報のためのメモです。
10月、11月、12月(正確な節入りの日付はメモを見てね)

まず自分の生まれた日の五行(十干)が何か?
これ知らない人多いですよね。そもそもそこでまずいろいろ困難だらけ。

一般社会では、占いなんかぜんぜん知らない人でも、自分が「◯◯座生まれ」とは知ってる人は多いはず。そもそものスタート地点が違いすぎます。

なんのこっちゃ?と思われたみなさま、まぁよかったら無料で出してる分があるので、このあたり覗いてみてください。

ということで、続きます。

2023年後半の運気の流れ

8月9月と、金気だらけの2ヶ月です(10月7日まで)
こういうときはわりとわかりやすいことが起こった人が多いのでは?

自分にとって、金気ってのはどういう作用をするか?
それをまず考えます。

木の人なら、自分を傷つけたり律してくるものがでてきやすいとき
火の人なら、面倒見たり、責任持って関わるものが増えやすいとき
土の人なら、いろいろ持ち出しになったり、出ていくものが多いとき
金の人なら、もともとの性質が良くも悪くも強調されやすいとき
水の人なら、思慮深く(考えすぎたり)水面下で密かに活動するとき

日本語でいうならざっくりこんなかんじ。

ここから10月の壬戌で、ちょっと風向きが変わります。
11月は癸亥で、じゃぶじゃぶの大洪水の水気だらけ
12月は甲子で、来年の「甲」がチラ見えするけれど、やっぱり水気

この8月から12月の流れは「金→水→木」の組み合わせができるので、この流れをいかに上手に乗りこなしていくか?

これがポイントです。

つまりここからは実際の季節と同じように「寒い・冷たい」傾向の流れが強まっていきます。じゃあそれはどういう意味なの?って必ず聞かれますが、それはあなたにとってどうかな?ってことですよね。一般論では言いにくいので、ちょっとチェックしてみましょう。

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