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※悪用厳禁※ある意味本物の『悪魔の傾聴』

<本日のオーディブル>
AV女優や、自殺志望者から取材するテクニックを余すところなく書き尽くした本。そのような状況にある人たちを取材して記事や本にしてお金に換えていることから、ある意味「本物の悪魔」といえるような著者だからこそかけた本。悪用厳禁の本ともいえます。人間の幅を広げなければ、決して相手から本音や真実などは引き出せないことがわかりました。私の厳しい過去の経験も自分の幅を広げるためだったのかと本を読みながら納得してしまいました。

自分を大切にできない人と時間を過ごすと結果的に自分もそうなる可能性が高いので、私のオススメとしてはそういう人から離れるのがオススメです。

筆者がこの『悪魔の傾聴』をプライベートには使わないのは、この技術が深く聴くことができすぎて既存の人間関係をぶっ壊してしまうくらいの強力な武器だからだと感じました。これは暗にもし家族や友人でこの方法を駆使してぶっちゃけられても、筆者が解決手段を持っていないことを示しています。(実際、著者は様々な人からの取材が目的で、その人たちの状況改善やサポートを目的として聞いていない。)

なお、五次元経営では有償ではありますが、根本的な解決方法があるので暗黒歴史をぶっちゃけて、それを解消して前向きに人生を進んでいきたい人はお気軽にこちらへお問い合わせください。私は仕事柄、ほんとに想像を絶するようなことをぶっちゃけられてますので、秘密厳守かつスッキリぶっちゃけられますのでお気軽にどうぞ。

1.傾聴している時に絶対してはいけないこと5つ

  1. 否定をする
    (自分の価値観で相手の発現を否定する)

  2. 比較をする
    (相手がよいといったものより、自分の考えでこっちの方がいいよねと伝える)

  3. 自分の話をする
    (信頼を勝ち取ろうとしたり、自分を良く見せようとする)

  4. アドバイスや自分の意見を話す
    (相手の本音を聴き出すのが目的なので、自分の意見を伝えることが目的ではない)

  5. 話し手を理解したり共感する
    (理解しようとするのではなく、ありのままを受容することを目指す。その人と同じ人生を歩まなければ、その人の価値観を理解など絶対にできない。その場限りの共感や涙は相手の話を深くさせるための障害にしかならない。人生経験が浅い場合の共感などない方がまし。表情を変えず、真摯にありのままを相手を聴き、受け止めることに専念する)

2.相手の欲望と感情を理解して聴く

人の行動には必ず理由がある。
・会社やめたんです。⇒やめた理由を聴く。その返事である伏線で話を膨らませて聴いていく。どうして?と掘り下げることで本当の理由が見えてくる。

3.話の主導権は聴き手が握る

自分が聴きたい方向に質問をして、自分の望む回答を受け取れる方向に山の頂上から雪玉を転がしていくイメージ。望むところに着地させるのは質問者の技術。

4.ほめ言葉を含め、相手の状況を観察し、それに関連した自分が興味のある質問を相手にする

相手の持ち物、しぐさ、雰囲気などを観察し、ほめ言葉を考え、質問していく。

5.相手の本音を聴きたいなら相手のホームで

自宅や、自宅近くのお店、自宅の最寄り駅周辺の店、相手が好きな街の好きな飲食店は相手の日常にあるので本音を吐露しやすい。

6.すぐに本題に入る

90分しか集中力は持たない。自分の話をせず、否定も比較もせず、聴きたいことを聞いていく。話が他人の話などにそれたら質問して聴きたいことに修正して着地地点まで誘導する。

6.クローズドクエスチョン(ハイ・イイエの解答)は威圧感があるので使わない

オープンクエスチョンで質問すれば、情報量も増えるし、威圧感も減る。

7.自分を信頼してもらおうとしない

自分を信頼するか否かは相手の判断。自分を信頼してもらおうとかっこつけたり、いろいろ話すことは意味がない。質問を聴く姿勢などで信頼を結果的に得られるようにする。

8.より深い質問や相手が泣くこと、沈黙を恐れない

相手が泣いているなら、「どうして泣いているの?」と聞けばいい。病気や、聴きにくいことも原因はと聴いていくとドンドン話していくれる。相手の沈黙は様子を見ればOK。沈黙の先には本音がでてくる。

9.心の筋肉をつける

欲望の断捨離をする。自分がよく思われたいとか、相手に気に入られたいとか、相手とあわよくば付き合いたいとか、社会貢献をしたい(助ける方がマウントする形になる)とか、成長したい(だらだらしたいという価値観の人から聴き出せない)とか、部下に幸せになってほしい(自分の価値観を押し付けてしまう)とか、会話の目的以外の欲求を捨てる。筆者の場合は、「物書きを続けたい」なので、悪魔の傾聴が仕事のツールになっている。欲望を捨ててこそ、フラットになれるし、目的にかなった質問の仕方ができる。全て相手軸で聴くことができる。

10.心のセンタリングを意識する

全ての価値観の人から話を聴くために、どの陣営からも中立な立ち位置で話を聴くようにする。立場が上でも下でも対等を意識する。フラットに話を聴くためにも、見下げることも、尊敬することもやめる。

11.(この項目は特殊ですが)自傷を見つけたらそれについて質問する

自傷はストレス解消法なので、その理由やきっかけを聴くとストーリーを深く聴くことができる。恋愛だときつい場合もあるので、本音を聴き出す場合には躊躇しないできくとよい。





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望月 貴生|五次元経営株式会社 代表取締役
AI×協会ビジネスのパイオニアとして、富を生み出すリーダーを輩出することをこの3カ間の集中目標として活動中です~ありがとうございます。