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星稜対大垣日大を振り返る

センバツ甲子園2回戦、星稜対大垣日大の試合を振り返る。

6-2で星稜の勝ち。シンプルに星稜の方が強かった。

私は東海大会で大垣日大を見ていたため大垣日大を応援していた。

登板した五島君、山田渓太君が特別悪かったわけではないが、星稜の地力が上回った印象。先頭打者を5回出塁させるなど毎回ランナーを許して、終始星稜ペースで試合が進んだ。

先発の五島君は、初回こそボールがバラついていたものの2, 3回は持ち直したが、星稜の4番若狭君にホームランを許すなど3失点。

そして個人的に嬉しかったのが、新2年生の山田渓太君の投球が見れたこと。結論、めちゃくちゃ良かった。

秋に私が見たときは136キロだったが、今日は142キロを出していた。常時130中盤~後半が出ていて、秋からの成長が感じられた。

肩周りが柔らかそうでフォームが良く、真上から綺麗な縦回転のストレートを投げ込む。解説の方も「見ていて気持ちのいいボール」と評していた。交代直後は星稜のバッターがストレートに振り遅れたり、ボールの下を振ったりして、その凄みが感じられた。

プロで言うと広島の森下投手、天理高校から日本ハムに進んだ達投手のようなタイプ。

その山田渓太君でも流れを止められなかった星稜打線が凄かった。

ホームランを打った若狭君もそうだし、永井君は足が速すぎる。角谷君は多少ボール気味でも振ってファールにして、タイミングを合わせていき対応していた。足も絡めて隙がなかった。

大垣日大の打線は、ある程度ランナーを出すが長打が少なく、つながりを欠いた。

長打力やエラーを3つ犯した守備が課題になると思う。
とはいえ、投手陣は良い。五島君、山田渓太君に加えて、東海大会で投げた三松君、秋はベンチ外だった背番号18でアンダースロー(らしい)川島君。
この投手陣を含めて、夏にどこまで仕上げてくるか、楽しみだ。

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