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おはよう世界、さようなら自分。

なんだろう、最近とても気持ち悪い。自分に対しても、他人に対しても、身の回りに溢れている大半の物事に気持ち悪さを感じてしまう。

はぁ、こうしてnoteを書いていることも気持ち悪いのかな、もはや自分の行為に対して感情が分からなくなってしまった。

そんなことを考えていたら変な事を思い出してしまった。

自分は場所や音楽、作品を誰かと共有すると、その作品に再び触れた時、その人の事を思い出してしまう。

それは時に自分を苦しめるし、時に自分をとても幸せな気持ちにしてくれる。

けれどひとつひとつの思い出を覚えていたらいつか苦しみで死んでしまうと思う。
年齢を重ねるにつれて、人間の記憶はだんだん消えていくと言うけれど、人間は忘れる生き物だからそれでいいんじゃないのかな。

忘れる事で次の何かを覚えられる訳だし、また失敗して、その失敗を忘れる事で成功へのプロセスを導くこともできるかもしれない。

自分は余計なことばっかり覚えていて、大事なことは何一つ覚えていられないことばっかりで、なにがしたいのだろうってもがいて溺れてばっかりで、手を差し伸べられても自分が溺れていることにさえ気付くことのできないバカだから、いままで何人の人を傷つけてきたのだろうって考えても結論は出なくて、
結局1番身近なところにある快楽に逃げているばかりで、全く前に進んでなんかいなくて、何をしているんだろうって思うことばかりで、そう言うこと全て含めて気持ち悪いなと感じることが凄い多くなっているんだと思う。

どうせこんなことも忘れて、大人になったらただただ毎日同じ事を繰り返して、好きでもない人と肌を重ねて、何のために生きているのかわからないけれどよくわからないまま生きているんだろう。

学生時代に書いた文章を見つけて、
あの時は若かったな。
とか
何にもわかってなかったな
とか思うんだろうな。
中二病を拗らせたまま18歳になって、くだらない大人になって、誰一人も大事にしてこなかったつけが回ってきて、一人で嘆きながら暮らしていくのだろう。


おはよう世界、
君は僕に色々な事を教えてくれている最中なのだろう。僕はまだ目覚めきれていないけれど、確実に時間は動いているし、周りの人達も動いている。
模範解答はたくさんあるけれど、僕は頭が悪いから答えを導けない。世界を知ることについて落第生の僕は、きっと履修ができないまま終わっていくのだろう。


さようなら自分、

僕は君が大っ嫌いだ。この世に存在するモノの中で1番。だけど君は空気が読めないから、僕が嫌っていることなんて全く気にせずに僕と関わりを持ち続ける。
僕が一生嫌い続けても、君は一生付き続ける。
僕は君とさようならしたい。



諦めよう

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