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時が存在しない関係
望めばいつもそばにいてくれる人
それはかつての職場の同僚なんだけど
すでに同僚と言う枠をとうに超えている
性別は男と女だけど そこすら超えている気もする
いつもの京都に行きたい
”行こう”
10年15年と経っても、私の要望に淡々と答えてくれる姿勢はかわらない
お互いを取り巻く環境は大きく変化していても
私たちの間にある空気に歳月がもたらす変化は何一つない
時折やってくる沈黙が心地いい
ゆっくりと路地を歩き ふいに話を始める声にゆっくり聞き入る
季節はいつも秋
昼間にはかすかに残る夏の空を見上げて
夕闇の中に秋の風を覚える
変わっていくことや変わっていかなかった事それぞれに見つかる利点や欠点
選択すらしなかった暁にはそのどちらも見つからない