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公園で開催したビアガーデンをネタにビジネススクールの宿題の帳尻を合わせていく

僕のキャラでは無いタイトルをつけて書くnoteはいつもより内容がビジネスハックになる訳ではありません。

いつものように青臭く自分の身近な公園で行う事業の話です。タイトルがビジネスマンを気取っているのは【ジブン株式会社ビジネススクール】に最近入校したから。

人に尻を叩かれないと動けない自分を鼓舞するために毎日聴いているラジオアプリvoicy。そこのトップパーソナリティーであり、まちづくり事業家など様々な顔を持つ木下斉さんが立ち上げたビジネススクールに参加して1ヶ月が経とうとしているのに全く課題に取り掛からなかった私。学生時代と変わらない自分を愛しく思います。。


夏休みの最後の日に宿題を始めるが如く、今月の課題を先月に開催したビアガーデンに照らし合わせて取り組んで行きます。
今回のビアガーデンの始まりの話は去年行ったこちらから↓


_悪夢のビアガーデン

公園の照り返しと夏の熱気を体に受けていると、暑くて辛い思い出がフラッシュバックしてきます。去年の夏は毎週金曜・土曜に地元福井県丸岡町のお天守前公園でビアガーデンをやっていました。
思い返してみれば楽しい思い出もあります。が、もう一度同じ事をやるかと聞かれたら困っちゃいますね。毎週ビアガーデンを行うのはもっと公園が育って人の出入りが増えてから再チャレンジしたいです。あと、暑さ問題も大きな課題ですね。夏の公園は暑すぎます。

そこで、今年行ったビアガーデンは涼しくなってからの夕方から、夜市のカリキュラムの一つとして行いました。



チラシはアメコミ風にしてくれとAIにお願いしました
今回の目玉企画は丸岡ソウルフードセット!

この夜市をテーマにして今回は弱者の戦略について振り返っていきます。

_まちの公園で行う事業の弱者の戦略とは

以前は自分たちが公園で行う様々な企画をイベントと呼んでいましたが、最近は意識的に事業と言うようにしています。
イベントは一回で終わってしまう単発のイメージがあります。自分たちが行っているのは公園を育てる為に継続的に行っている事業です。
事業なのでお金からも逃げることは出来ません。でも、お金と向き合うってそんな簡単じゃないんですよね。だって僕ら、大手企業でもないし、豊富な資金があるわけでもない。まさに弱者の立場なんです。

そこで今回のビアガーデン、いや夜市で意識したのがまさに「弱者の戦略」だったのです。

ライク・ア・スイミー

もともと自分の住む地域は個人店ばかり。集客が見込めないので大手は参入して来ない田舎です。それでも車を少し走らせれば大型店に行けてしまうので、地域の人たちの内需はかなり大型店に流れている現状です。
そこで今回の目玉として企画したのは丸岡ソウルフードセット

イメージは国語の教科書にあったスイミーのお話です。

小さな個人の飲食店が集まって一つのオードブルセットを作る。地元の名店や人気店とコラボしたんです。地元の人にとっては馴染みのある味だし、外から来た人には丸岡の食を一気に体験できて魅力的かなーと。
そして地元にあるのに行った事のないお店って結構ありませんか?そんなお店に行くキッカケを作れたら嬉しいなと考えて作ったセットでした。


スイミーも弱者の戦略ですね!


それから、オードブルセットは飲み放題と予約席をセットにして前売り制を導入しました。前売り制は当日の売り上げなどをある程度把握できてもう前売り以外はやりたく無いなってくらい予算などを組み立てやすいです。今までの「当日にたくさん人が来たからよかったね」なんて運営は不確実すぎてよくやっていたもんだなと今となっては思います。

でも、今回行なった一番の弱者の戦略は、実は「」なんです。大手企業にはできない、顔の見える関係性。地元の個人の飲食店で協力して作り上げる夜市。これこそが僕らの最大の武器なんです。
自分で言うのもなんですが、地元の飲食店がこれだけ協力してくれるのも今までの公園での活動があっての事だなと感じています。まあ、僕は人望が無いのでほとんど妻のおかげですが。

ビジネススクールの課題を実際の事業に反映させていく。30日ギリギリに急いで書いている自分は学生時代の夏休みから変わっていませんw
けれどこうやって文章で振り返ってみると、少しづつでも運営方法などが改善されてきているなと感じます。

最初はとにかく何か始めないと!と思って動き出したチームによる公園事業。継続していく為に明確な目的が必要になり、集客の為にしっかりとした内容が必要になり、自分達で回して行くお金を作る為にビジネスとしての視点も必要になってきました。

でも、こうやって少しずつでも前に進んでいく。それが僕らの、弱者の戦略なのかもしれません。公園を育てる。まちを育てる。そして、自分たちも成長していく。

さあ、次はどんな挑戦が待っているんでしょうか。ビジネススクールの課題と一緒に、新しい公園の使い方を考えていきたいと思います。

おしまい

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