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国立演芸場 2月中席(落語鑑賞覚書)

道灌 まめ菊
生徒の作文 小駒
厩火事 馬玉
音曲漫才 ジキジキ
七段目〜松づくし 正雀

仲入り

強情灸 菊春
奇術 ダーク広和
居残り佐平次 馬生

(敬称略)

けっこう久しぶりの国立演芸場。写真は撮ってませんが、一階で講談展をやってました。小駒くんの枕で語る近況は経緯を知り過ぎてるので尚おかしい。正雀師匠の七段目、最近、ちょっとだけ忠臣蔵に興味を持ってきたせいか、自分の中の楽しみ方が変わってきた気がする。千穐楽と言う事で松づくしを踊られてました。ダーク広和さん、年々ミニマムな奇術を追求されてる気がします。今日もポーチ一つだけ持ってロープマジックを中心に不思議世界を展開。馬生師匠の居残り佐平次、遊郭の主人(楼主)のキャラクター造形を工夫されてるように感じられました。まあ、単なるお人好しじゃ楼主は務まらないよな。無意味に残酷ではない分、仏様と言う綽名に嘘はないんでしょうけど、もっと現実主義な大人像。

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