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「育休、楽でええよなー」と言われたくない

今日は私が第一子を妊娠してから育休終了まで思っていたことをタイトルにしました。

この思いが、私の人生楽しかった!と言えるひとつのスパイスでもあると思います。

約2年前に第一子を授かり、産休育休をいただきました。

私の働いている部署ではまだ産休育休の実績は無く、また、平均年齢が若め、

子どもがいる家庭が上席(2名)の他にありませんでした。

みなさん快く休業を受け入れてくれたものの、

私自身が1年間ぽっかり穴を開けてしまうことに申し訳無さも感じつつ、

「子育てって24時間体制だけど

8時間はしっかり拘束されて、家に帰れば家事をして、寝る。

という会社勤めの1日と違って隙間時間が多いよなー」と気付き

1年かけて新しいことにチャレンジしよう!と思い立ちました。

真っ先に思い立ったのが、「資格の取得」です。

・会社に必要な資格は、育休中でなくても嫌でも勉強しなければいけない

・好きなことも、好きだったら育休中じゃなくても時間を作って勉強するだろう

 (資格取得しなくても勉強して知識をつけることもできるだろう)

・転職することになっても、持ってれば何かしら武器になる資格にしよう

・せっかく1年という期間があるので、難しそうな資格にしよう

 (興味が湧かなければまた違う資格を検討しよう)

…そして勉強しようと決めたのが「宅建士」でした。

産休に入る少し前から某フリマアプリで中古のテキストを購入し、

旦那に内緒でこっそり勉強を進めようと企んでいましたが、

タイミング悪く旦那がテキストの受け取りをしてバレてしまいました。笑

後は里帰り出産だったので、実両親にだけ、宅建の勉強するよーと伝え、

後は完全に内緒で勉強した日々でした。(こっそりやる方がモチベーション上がるタイプ)

幸い息子はよく寝る方で、隙間時間は確保でき、内容もわりと楽しかったので勉強も捗りました。

そんな中、育休中に知人から

「育休中何してるの?笑」(仕事せずにお金もらえていいなーって聞こえた)

と聞かれることが度々ありました。

私はその質問を投げかけられるのがほんとに嫌で、

「絶対合格して自慢したる!」と意気込んでいたことを覚えています。

我が子はやりやすい方だったとは思いますが、

夜泣きやミルク事情、兄弟の数、サポートしてくれる人の有無等で毎日寝る時間も無いお母さんってたくさんいると思います。

だから「育児=資格勉強するだけの余裕がある」という解釈は絶対にしてほしくないですが、

私は「育休中、楽してたんでしょ」って思われたくなくて、

育児最優先の育休ですが、自分の人生・成長ための1年にもしたくて、

毎日少しずつ勉強を進めていました。

無事資格試験には合格し、お財布の中には宅建士証が入っております。

コツコツ続けること、長期的な計画を立てて実行すること。

これは私の強みだなと感じています。

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