スリランカ 滞在10日目|チェックアウト
最終日もトリートメント
今回は9泊で予約してみたが、あっという間の最終日。7泊だと短い気がして2日足したのだがそうしてよかった。滞在した体感としては最低限10日間の滞在がベストな気がする。
嬉しいことに最終日もいつものトリートメントを受けて、昼ごはんも食べてからチェックアウト出来るとのことでもちろん予約を入れておいた。
前日に荷造りもほぼ終わらせておき、すっかり慣れた朝のトリートメントと針治療まですっかり受けた後、最後のDr.コンサルテーションを受ける。
アーユルヴェーダといえば気になるドーシャだが、Dr.の見立てでは、私はヴァータが強めの"ヴァータ/ピッタ"らしい。ドーシャについては別の機会に綴りたいと思う。
この体質の性質や機能、おススメの色や、宝石、食べ物などが書かれた用紙を元に一通り英語で説明を受ける。
ドーシャについては何となくは知っていたおかげもあり、説明は恐らくだいたい理解できたが、質問など出来ないので、細かいことは後で用紙を読んで調べようと、「オッケー‼︎」でやり過ごす。
更に基本料金に含まれている2週間分の薬2種類の持ち帰り分についても説明を受ける。胃腸を整える薬と、疲れにくくする薬を出してくれたようだ。
持ち帰りの薬は、事前のコンサル時に本人とDr.で決めるのだが、私は、特段コレが欲しいというものもなかったので、Dr.のお任せでお願いした。ちなみに、希望があれば追加料金を出して4週間分を処方してもらうことも可能なようだ。
せっかく整ってきた身体。帰国してからもケアを続けれるのは何ともありがたいサービスである。
最後のランチ
最後は仲良くなった日本人4人で出発のギリギリまでランチを楽しんだ。
当初の静かな一人時間とは打って変わって賑やかな会話が飛び交う中、何とか切れ目をみつけて「私もうチェックアウトなのでまた日本で‼︎」と挨拶を早々に済ませてバタバタとしたチェックアウトとなった。
徐々に濃くなるメンバー
今回のバーベリンリーフ滞在期間中に出会った日本人は4人。
まずは、私より先に滞在していた40代の女性。海外赴任の経験もあり旅が好きで東南アジア系なども行ったりしているということで、英語がペラペラに話せる。10日間の滞在期間中は他の国の方とも交流して仲良くなっていたようで、私が知らなかった色々な情報を教えてくれた。
彼女は、お話聞き上手でいつも的確な合いの手を入れてくれる。理知的な方で何とも安心感があり、ホテルのフロントとのコミュニケーションが不安な時には通訳もお願いし、後半は一緒に観光も楽しんでくれた。
ちなみに、最初の7日間はスタンダードルームで残り2日間が一つランクの高いクラッシックルームへと移る予約をしていたが、移動日に何時に荷物を移動したらよいかをフロントに確認しに行った際にどうも話が通じず、彼女に通訳をお願いしたところ、今回の私の部屋はホテルの計らいで最初からクラッシックルームにアップグレードしてくれてたらしい。
だよね?スタンダードルームにしては立派すぎる部屋に私聞いたら「違う」って言ったじゃーん。いくらなんでも、そんな簡単な英語のやり取りは私も聞き間違えないって感じだったが、まあ何ともありがたい話である。
お次が、元気な30代の二人組の女の子たち。やはり旅好きで英語もペラペラ。アーユルヴェーダのことを何も知らずに7日間滞在しにきたという彼女たちの話を聞いてると、一人はスリランカ から帰ったら一日だけ自宅に戻った後、すぐにハワイに行くんだという。もう一人の子は一緒ではないが、別に来月ハワイに行くんだそう。
仕事の合間を見つけは、フットワーク軽く色んな国へ旅行してるんだそう。20年ぶりに意を決して海外に来た私からしたら、すでにここだけでも海外を身軽に行き来している皆んなに圧倒される。
ただ皆んなからしたら私は、20年ぶりの海外一人旅には見えない旅慣れた人に見えたらしい。英語も話せんくせに一人で海外旅は旅慣れた彼女たちからしても驚きだったようだ。
そしてラスボス的に最後に現れたのが、50代の女性。2ヶ月前にもバーベリンに滞在していて今回はリピートで10日間滞在するそう。
面白いのが、ここ来る前はマレーシアに行っていたとか、ほかにも色々と海外を飛び回っているというので「お仕事ですか?」と聞くと、仕事でも趣味でもなく、ビビッと来たところを占いで行き先を決めてるんだそう。自分の直感と占いで行動を決めるが、興味ないこととか細かい情報は一切調べもしないという彼女。しかも英語もほぼ話せないらしい。どこか私に近しい部分があるが、10倍パワフルで自由だ。
このお姉さまとは、スリランカ 滞在期間が被ってるということもあり、残りのスリランカ 滞在中も近況報告と情報交換をしていた。
静寂の前半と怒涛の後半
満月の日のポヤデーまでは、ゆったりした時間の中でまずは頭をひたすら休めて身体の中に溜まりまくったものを排出する時間だった。
反面、デトックス後は一旦カラになった容器に怒涛のように押し寄せる出会いや情報にむしろ頭はフル回転で目が爛爛となっていった。常にゆったり生きたいと思ってはいるが、新しい出会いや情報に嬉々としてしまうのが私の本質なのではないかと改めて今回の旅で気づかされた。
常に楽しいことに触れていたい私に、友人からはゆっくり生きることを諦めたらいいとも言われるのだが、本当にその通りかもしれないと思う。
そして、アーユルヴェーダで第3の目が開いたり宇宙と交信したりしだすんじゃないか?新しい自分との出会い、ちょいスピを期待していたが、そのような未知との遭遇は全くなかった。
ただ、柔らかくほぐれた身体と、これから身軽に海外を行き来出来るようになりたいと考えていた私の指針となる自由な日本人に出会えた滞在となった。