スリランカ 滞在3日目|ヨガやってみる
日本のリズム
昨晩は21:00に眠りにつき、今朝は3時にパチっと目が覚める。
日本だと12時前後に寝て、6時に目が覚めていたので、ちょうどそれくらいの時間に身体が自然と目覚めてしまうようだ。
すぐには寝付けないので、Instagramや noteを更新しているとまた眠くなり、5:00〜6:00過ぎまでの小一時間眠る。
起きると、朝用の液体ドリンクを飲み、簡単に身支度を整えてレストランへ向かう。
午前中はトリートメント三昧なので、顔を洗って歯を磨き、髪の毛をとくくらいで終わる。どうせ布一枚になるので、着飾る必要もなく小学生並みの身支度の早さで済む。
忙しい朝生活スタート
レストランに行き私の席に座ると朝もスタッフがやってきて"ルームナンバー"と"Dr.のカード"を確認し、スープとティーを持ってきてくれる。それ以外は自分でビュッフェから自由に料理を選んで持ってくる。
7:50からトリートメントが始まるため、朝ごはんをゆっくり楽しみたいが、消化とトイレのことを考えると早々に終わらせておく必要がある。元々朝からモリモリ食べないので、軽く済ます。とは言っても種類豊富なブュッフェのため普段の日本での簡素な朝ごはん、何なら車で1時間の通勤時に、おにぎり食べながら運転していることを思えば、これだけでもかなり贅沢で優雅な時間だ。
人生初蒸される
トリートメントの受付カウンター前に行くと、昨日の女性が「マダム、こんにちは。こっちです。調子はどう?」などと聞きながら、トリートメント室へ手を引いていってくれる。
私の人生で"マダム"と呼ばれる日が来ようとは、何てことを思いながら「めっちゃ快適です。」と答えながら、今日も昨日と同じ手順で徐々にすっぽんぽんになり、全身捏ねられ…。もとい、入念なトリートメントを施される。
トリートメントが終わると、ガーデンエリアへ移動するのだが、今日はハーブスチームが出来るらしい。
ドラキュラが入ってそうな木製の棺的な装置の蓋を開いてタオルをセッティングしてくれる。
ちなみに、カメラや手帳や財布などをトリートメント用に用意された袋に入れて持ち歩いていたのだが、スチーム中何処に置いたらいい?と聞くと割とラフに「ここ」ってそこら辺にかける。貴重品の管理にセンシティブな日本とはここも大きな違いだ。
セッティングされた棺の中に入って蓋を閉じられると、もう身動きは取れない。顔だけ出した状態でしばらくはキョロキョロと辺りを見渡すが、直ぐに目を閉じてただただ棺の下からの蒸気を感じる。
10分くらいまでは、熱くもなく温かいだけだったが、体感20分もするとじんわりと汗が流れ出す。顔が外部に出てる分サウナーより楽だし、半身浴より身体が乾かなくてよい気がする。
蒸し野菜は美味しいし、食べものでも人でも何でも蒸しときゃよいのかなと、よく分からないことを考えてるうちに「アーユーオッケー?」と聞かれ、蓋を開けられた頃には30分ほど経っていたであろうか、すっかり全身汗だくだった。
その後、庭に面したベッドに横たわり、ハーブ湿布タイムとなるのだが、蒸された後はことさら自然の風が心地よく、時々うとうとと眠りに落ちていたに違いない。
ハーブ湿布の後、シャワーを浴びてトリートメント完了。ハーブスチームを受けた日はハーバルバスには入らないようだ。
昨日とは逆で、今日からはトリートメントを受けてから針治療となる。
指定された時間を既に少し過ぎおり、針治療室も満員で忙しそうだったが少し待ってるとまた昨日と同じ手順で行ってくれた。
お昼間にして今日の予定はこれで終了。
週ごとのイベント
バーベリンリーフでは長期滞在の人が多く、飽きないように様々なイベントやツアーなどの企画が用意されており、週ごとの予定が廊下に張り出されているとのこと。
空き時間に参加出来そうなイベントはないかみてみる。
16:00から初心者クラスのヨガがあるというので参加してみることにした。
言語の壁
ヨガなら英語が分からずとも、周りの動きをみれば何となく出来るだろうと甘く見ていたが、予想に反して、冒頭はヨガの先生の中々長い話から始まった。
どうやら呼吸法についてのレクチャーらしい。多分意味が分かれば非常に面白くて大切な話をしてるのだと思うけど、私には30%くらいしか理解できない。
昨日からのトリートメントですっかり溶けた私の脳みそが理解することを諦めたので、近くに聞こえる波音と鳥の声と風の心地よさと、天井の梁をチョロチョロと渡る小リスの姿を追いながら、時々周囲の呼吸や動きに合わせてみる時間を楽しむ。
色んなパターンの呼吸法は意外にも程よく疲れて、ちょうどいいボリュームだった。
楽しみなごはん時間
やっぱり楽しみなのがごはん。この日も夕ごはんスタートの18:00を待ち侘びて席につく。
またフルーツジュースとスープとティーが運ばれてきたが、今日はビュッフェの日だという。
毎日コース料理という訳ではないらしい。
3日目にして確信する。
言葉こそほぼ通じないが、食べものは美味しい上に毎日トリートメントを受けた後は何をすることなく自由時間を楽しめる。私は日本でも1人での旅や外食が平気だが、海外でもそれは同じようだ。ノンストレスで楽し過ぎる。
夕食後は、指示された薬の時間とトリートメントの予定を確認しながら、忘れぬうちに今日の予定と、明日の予定を手帳に書きこんでおく。気を抜くと時間と日にち間隔が既になくなってきつつあるためだ。
次回はスリランカ 滞在4日目に続く。