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スリランカ 滞在9日目|エネマDAY

腸のクリーニングPart2

バーベリンリーフ滞在もあっという間に残り2日となったこの日は、午後からエネマ(浣腸)の予定だった。

スケジュールが決まった後からちょっとドキドキしていたが、既にエネマを終えた子からそんなに大変じゃないという話を聞いて以降はすっかり気が楽になっていた。

エネマの時は、部屋にDr.とマッサージスタッフがやってくる。最初はマッサージから始まると聞いていたので、いつものパンツに布一枚の格好でスタンバイ。

エネマ後は30分そのまま動いてはいけないらしいので、枕元に携帯と本を何冊かも用意しておいた。

ベッドの上にタオルを敷かれ、そこに横たわるとまずはお腹へのオイルマッサージが施される。その後、横向きに寝転がりパンツを下ろした状態でゴム手袋をしたDr.によりお尻に生温かい液体が注入される。手際よく行われたエネマは5分ほどで直ぐに終わった。

ちょっとした羞恥心さえ除けば、痛くも何ともない。完了後はベッドで仰向けになり、ただただ30分じいっーとしているだけなので楽だ。

この30分が我慢出来ずトイレに行ったり、ちょっと具合悪く感じたりという話も聞いたが、その日のお通じも快調だったためか、私は30分も苦なく過ごせた。

エネマは便意を誘発してお掃除するというよりは、腸壁を保護するハーブオイル的なものだと思う。(詳しく聞けてないので、ここら辺については日本に帰ってから調べてみる予定。)

エネマ後何度かトイレに行くたびに、注入された液体らしきものが出てきたが、動いても平気そうだったので最後にとヨガクラスに参加してみる。

ヨガとは?

滞在期間中にもっとヨガクラスに参加して、身体も整えたかったのだが、タイミングがなかなか合わず結局2回しか行けなかった。

初回の呼吸法メインのヨガを想像して参加したヨガクラスだったが、この日の講師は伝統的な白い上下の衣装を纏った仙人という風貌のご老人(スリランカ 人の年齢はよく分からないので、もしかしたらもう少し若いかもしれない)。

徹頭徹尾、マインドに関することを話され、時々講師の話のマインドイメージに合わせて5分ほど瞑想を行うだけであった。

「あれ?初心者ヨガクラスと書いてあったが、間違えて瞑想クラスに参加しちゃった?」「そもそもヨガってスリランカ ではどんなものなんだっけ?」などと、瞑想について語っているだろう講師の話を聞きながら私の思考は落ち着いて瞑想するどころか、ただただ迷走するばかりだった。

程よく身体を動かしたかった私の目論見は全く外れたが、最後はスリランカ 式のおまじないを唱えなかがら手に白い紐を結んでくれた。

どうやら"ピリットヌーラ"という護符糸らしい。何だかご利益がありそうなのでそのままにしておこうと思う。

食事制限

エネマの日も夕ごはんはDr.から制限されているらしく、野菜スープと温野菜とロティだけだった。

エネマの日の食事メニュー
温野菜

食事制限のある時だけでなくバーベリンリーフでは、お肉や魚が一切でないベジタブルな食材ばっかりだが、何のストレスもない。

そういば小さい頃の大好物は精進料理だった。本来の私の体質には野菜メインの料理が合うのかもしれない。ここ最近の日本の野菜が高すぎて、とてもこんなバリエーション豊かな料理を食卓に並べれる気はしないが、忙しい日々の中でも野菜メインの料理を心がけようと誓う。

バーベリンの温野菜は美味しい。これだけは飽きずに毎食食べている。とりあえずいつか欲しいと思ってた"せいろ"を帰国したら買おう‼︎と思う。

スリランカ 旅を計画して以降抑えていた、物欲がここに来てふつふつと湧き出てきだした。

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