スリランカ 滞在8日目|イヤートリートメント
持って生まれた体質は変わるのか?
私は、普段の生活には困らないレベルでちょと耳が聞こえづらく、弱い実感がある。
子供のころは慢性的な鼻詰まりだったせいだと思うのだが、よく中耳炎にもなっていた。今でも疲れたり風邪気味になるとすぐに耳がボワボワしてくるので分かる。
小学生の頃かかった耳鼻科医に「耳聞こえづらいでしょ?」と言われたことがあるので、今考えるともしかしたら構造的なものかもしれないが、当時の私に、医師の話にもっと突っ込んで聞くなどという芸当は出来なかったので定かではない。
ともかく、軽い花粉症以外に持病らしきものがない私が兼ねてより良くなるものなら良くしたいと思っていた耳について、初回のコンサルテーションでDr.に相談していた。
じゃあイヤートリートメントしましょうということで組み込んでもらっていたが、4日めのハズがルヌガンガへの個人観光とバッティングし、今日に延期になっていたのだ。
よく分からないけどいい気はする
イヤートリートメントの日はヘッドマッサージはせずに、それ以外の全身オイルマッサージを受けた後、耳に温かいオイルを点耳され5分ほど放置したあと軽く拭きとりガーゼで耳栓をされる。
これを2時間ほどそのままにしておくだけだ。
眉間や頭へのシロダーラ的なものをイメージしていたが、何とも簡単にすぐ終わった。
特段何かが変わった体感はないが、心地はよかった。もしかしたらケアとして時々施したらよいのかもしれない。
他の日本人の子から聞いた話だと、もう20年以上毎年バーベリンに来ている人や、1ヶ月という長期滞在の白人の方も多いらしい。改善したい不調があるならば、やはり最低でも2週間の滞在が必要だと思う。
ちなみにシロダーラもやってみたかったのだが、無理にお願いせず次回の楽しみにすることにした。
10日間のステイならお願いすればやってもらえそうだったが、延長する気はないのと気忙しいスケジュールを組みたくなかっためだ。
フリーバウチャーサービス
2日目のヘッドメイキングの後、フェイシャルマッサージやヘアカットなどいくつかのメニューの中から一種類だけ無料で受けれるフリーバウチャーが部屋に置かれていた。
せっかくなので、有効期限ギリギリにトリートメントの予約カウンターに予約を入れに行くと、その日はもう予約がいっぱいで、翌日なら空いているとのこと。バウチャーの期限を超えても問題ないようだった。
旅立つ前に爪を切るのを忘れていたのと、ツルンツルになった足元を整えるのにちょうどよいとフットネイルケアをお願いすることにした。
いつものトリートメントエリアの向かいの建物に案内されると、若い女性とベテラン間のある女性のスタッフが2名いた。
まずは足浴からスタートし、「爪に色は塗る?」と聞かれる。スリランカ では、ほぼサンダルで過ごすので久しぶりに明るいネイルを塗るのはよいかもとネイルもお願いする。
「じゃあこの中から選んで。」と言われたネイルがカチャカチャに入った箱を渡される。入れ方も雑だが、安そうなバラバラの形状のネイルの扱いも雑で何年前のやつ?というものもある…。
正直好きな色味は一切ないが、まあこれならいいかなというものを選ぶ。
雑がすぎる
ここまでで、既に雑な印象をうけるが、足の爪を磨き方がまあ酷い。周りの皮膚ごと磨かれるので「痛っ!」となり「リトルペイン」と伝えるが、彼女の雑さは続く。
磨いた後は、爪切りで爪をきり、やすりをかけ、せっかくツルンツルだった足裏も、昔的なやすりで磨くというよりは削られる。
この上に、状態の怪しいネイルを塗るなんてもってのほかだ。「肌が痛くなったからネイル塗らなくよいです。」と言って終了してもらった。
まあ爪を切れたからよかったとしよう。
他のエリアスタッフのサービスの良さに比べると随分とサービスも態度も空間しつらいも粗かった。施術中も若い子がラフに座りあからさまにくっちゃべっているのだ。
だから無料サービスでもなければ誰も使わないんじゃないかと思ったほど。ここだけは私は2度いかない。
うっかり発動
クリーニングデイの翌日から薬が処方されてるのを忘れて、半日分まるまる飲めなかった。
翌朝気づいて取りに行った姿をDr.にしっかりと目撃されたので、コンサルテーションの際に飲み忘れた薬どうしたらよいか聞いてみたら、「知っている。朝見た笑。」と言われる。
その日の分は新しく作られるので、破棄していいとのこと。朝薬を飲んだ後のお通じの状態がよかったので、そのための薬なのだろう。
腸がきれいになったからと浮かれてはいけなかった。これからの日々の過ごし方では、すぐにリバウンドもありうる。
この後、得意気に皆んなに「クリーニングデイの後から薬始まるからね」と触れ回る。英語を話せない私でも早く体験した施術については教えてあげれる。他の子が体験済みの施術やホテルステイについても聞けるので、これまでとは打って変わって何とも心強い。
心配症な割に「まあ、何とかなるだろう。」という楽観さも持ち合わせてるため、不思議と異国でもそんな困っていない。どうやら私は"安心して眠れる環境"と"美味しいごはん"さえ食べれば何処でも楽しめるらしいと今回の旅で知れたのは発見だった。