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俳句、自選自解012(クローバー)

そばかすの憂鬱クローバーのうへ

つねたまじめ


河東碧梧桐の「自由律俳句」
金子兜太の「社会性俳句」
石田波郷の「境涯俳句」

かっこいい俳人たちは、
「〜俳句」という新しい地平を切り開く。
だからかつての私も若さゆえ、まこと安易な新しいジャンルを切り開いた。

「J-POP俳句」

たとえば、JUDY AND MARYの一曲を、五七五にする。
ギター、ベース、ドラム、YUKIの歌声。
私に足りないものは潔く捨てて、
俳句という詩型に落とし込む。

歌詞にない「クローバー」という季語で、
なんとか着地したような安堵感を得た。

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