ゲンジ物語0824(クワガタの孵化〜1令幼虫)
(大丈夫、今回は幼虫の写真は無いよ!)
ヒラタクワガタのペアから、メスだけ産卵セットに入れてから2週間。
卵が孵ったのを外から確認して、幼虫がある程度の大きさになったら、掘り出して小さなケースに分けます。
《産卵セット》
大きめのケースを用意。
① 今年のクワガタが孵ったマット(ビニールに入れて置いてあったもの)と、足りなければ目の細かい茶色いクヌギマットを入れる。水を加えてまぜながら、手で握ってばらけない程度に水分を含ませる。上まで入れたマットを、ケース三分の一まで圧縮して詰める。
② しいたけのホダ木をもらってきて、十分に湿らせたものを①の上に置く。その上から、買ってきたばかりのベージュに近い色の新しいマットを入れる。①より少なめに水分を含ませて、ケース三分の二まで固く詰める。
③ 発酵した古いマットを②の上から同じようにしてケースの上まで詰めて、産卵セット完成。
クワガタがどんなマットを好むのかが分からないので、三層違うマットを入れて好みの層に産んでもらいます。ホダ木をかじって産みつけられた卵もありますが、結局幼虫はマットに出てきて食事をしている模様。2番目の層に卵を産み、幼虫はいちばん下の層が好みらしいです。
《幼虫のおうち》
産卵セットとほぼ同じだが、ホダ木は入れない。小さめのケースに二層のマットを三分の二まで詰めて、水分が蒸発しすぎないよう不織布をかけてフタをしめる。このまま2週間放置してなじませる。
幼虫が体長1㌢を超えたら、産卵セットをひっくり返して、産卵セットのマットを、幼虫のおうちの上三分の一に詰める。それから1令幼虫を慎重に幼虫のおうちにうつす。指で少し穴を開けて、幼虫を入れる。
今年は幼虫が思ったより多かったので、小ケースひとつに3匹ずつ分けました。
次は、幼虫のオスメスが判別できる頃に、マット交換というか、引っ越しをします。
クワガタを卵から育てるのは、今年で2年目。三層にしたり、読みが甘かったりするのは、まだ試行錯誤している途中だからです。もしもアドバイス下さる方がいたら、ぜひ、われに知識と経験を与え給え〜