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ゲンジ物語0218(木を割る娘)

「スコップで起こされた虫の話」
「ウイスキーのにおいがする木」
「むしくらべ」
「三匹のハチ」
「毛がはえたカタツムリ」
「アフリカゾウを思う日」

どうも、つねたです。
世界の民話っぽく始めてみました。

竹林Aはですね、
道路→草地→広葉樹帯→竹林→河川敷、と、
連続しています。
先日その竹林Aに行った際、この、
広葉樹帯に、いい感じの朽木がありました。

「いい感じ」というのも、いろいろありますが、
今回の感じは、
倒れてから3年(いつも行くので倒れた年を知っている)で、外側はまだ堅そうだが、キノコが生えつつあり、中がやわらかく崩れている、といった見立てです。

虫たちの住処なので、あんまり崩したくないのですが、

こんな感じです

いろいろあって荒ぶる娘なので、気晴らしに生き物探すか?と誘うと、是非に!ということで、1/3ほど崩してきました。

ニホントカゲ

これは…ごめんなさいよ、と言いながらもう一度冬眠してもらいました。

クチキムシ
コガタスズメバチ
エグリゴミムシダマシ

このあたりで、
消毒液の香りが漂いました。

フォローさせていただいているトモロウさんの記事で、「ラフロイグ」は「アオゴミムシの香りがするウイスキー」であると知り、
いや、どちらも知ってはいたのですが、その2つを結びつけたことがなかったのです。

それで、この日初めて、
「ラフロイグ」を思いながらスジアオゴミムシの香りを嗅いだのです。

うん、言われればそうだ!

この、広葉樹の朽ちた香りと、アオゴミムシ属のメタクレゾールの消毒液の香り。たしかにアイラ島のウイスキーを思わせるな。これで海が近かったらもっとイイな…ってなことを、父は豊かに想像していました。つねたゆたか、でした。

が、
みなさま、ようちゅう画像に、ようちゅうい。




出ます





なあ、これ、出たで。カブトのメス。

ありがとう、娘。
なぜメスだと分かるのか。

コクワもおるで。

少し元気が出てよかったね。


オオケマイマイ
フェルンの杖見つけた!

なお、香りの成分を調べる過程で、メタクレゾールは、「発情したアフリカゾウのオスが分泌する」との情報を得ました。

アオゴミムシ属
アイラウイスキー
発情したアフリカゾウのオス

アイラウイスキー、
大丈夫、だよね? 山林さん。

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