米道楽1020(フリーザ様みたいなやつ)
コンバイン、動かしました。
刈り取りつつ、進みながらその場で脱穀し、ワラを粉砕して撒く。なんて賢いんだ…コンバイン。
この状態になります。
脱穀したあとは、乾燥機にかけて、籾摺りをします。要は、適度な水分量にして、玄米にするということ。それらすべてが、ギニュー特戦隊よろしく機械の連携によってなされます。なんて、賢いんだ、機械たち…!
頼もしい。
私の仕事は、機械たちのご機嫌をうかがいつつ、各種警告音に従って、補充したり、交換したり、休憩したり、する。
このフリーザ様みたいな機械が、割れた米や草の実や、小さい米を取り除いてくれます。
そして、30キロプラス袋の重さを計り、イッツ・ア・スモールワールドのミュージックで、私に「フクロヲカエロ!」と知らせてくれるのです。
そしたら私は、チェーンジ!とつぶやきながら、袋を交換します。
フリーザ様を経て、こうなる。
さあ、米道楽のはじまりですよ。