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フィルムカメラとわたらせ渓谷

2022年12月、行き先に迷った挙句、前日に行くことを決めた渡瀬渓谷。
(関東平野出身のせいか、山や渓谷に惹かれるのです…)

せっかくだからわたらせ渓谷鉄道に乗ろう!ということで決行した群馬栃木1泊2日旅。


大間々駅から旅スタート

朝7時前の大間々駅
わたらせ渓谷鉄道のスタート地点
さすがにほぼ無人
足尾銅山のある通洞駅
こじんまりとした良い駅です
足尾にもクリスマスが来てた

足尾銅山へ

営業開始とともに入場
営業準備をするおじちゃん
オジちゃんたちが運転してくれるトロッコに乗り込む!
小さくて走行距離もあっという間で楽しい
もちろん貸切
1200km以上、、?怖い
足尾で取れた銅で鋳造されたものは足字銭というらしい
こちらこそ銅もありがとう

小学生の時に社会で出てきた田中正造はこの地域を守るために闘っていたのですねえ。。銀山や銅山行くと、毎回人の力が持つパワーに驚かされる。こんな地下に何時間も潜ってひたすら掘り続けていたなんて信じられない。金を目の前にした人間から湧き出る力なのか、、?

足尾散策

電車まで時間があるので散歩
ほとんど人いない
工業感が残ってる
生活

とても静かでどこか寂しい足尾町。銅山が活発だった時は賑わっていたんだろうな。調べてみると足尾町の人口は最大で約3万8000人(1916年)、私が行った2022年で約1600人。心なしか街全体が哀しい雰囲気に包まれてる気もするけど、山間にひっそり潜む町の様子がすごく好きだった。ここに人の生活があるんだなあ。

電車を眺めてると汽笛を鳴らしてくれた!
お昼ごはん
雪が舞うくらい寒くて、このお店に本当に救われた
とても良い雰囲気のお店でした
お邪魔しました

草木湖、富弘美術館へ

行ってみたかった富弘美術館に向かいます
再び渓谷鉄道
住民の大事な交通網なんだなと実感
神戸(ごうど)でバスに乗り換え
バスを乗り継いで草木湖へ
寒い、とにかく寒い
富弘美術館
とても良い建物
なんとなくお気に入りの写真

今日の観光はここまで。

ご飯めちゃうま旅館:東陽館

隣の小中駅の東陽館という宿を予約していたのですが、ここがもう本当にとっても素敵な宿でした!

1914年創業の歴史あるお宿。とても良い雰囲気で綺麗な建物です。小中駅から徒歩5分の好立地!1日2組限定のお宿で、私が宿泊した時は運良く貸切でした。

私がお世話になった時期、宿までの道が倒木で通行止めになり迂回しないといけないとのことで、車で草木湖までお迎えに来てくれました。着物姿で車を運転する女将…ありがとうございます…。

部屋を暖めておいてくれていたり、湯たんぽを持ってきてくれたり。この日は本当に超寒くて疲れていたのですごくありがたかった。。女将さんの優しさが冷えた身体に沁み込んでいく。。そして何より本当にご飯が美味しい!!

料理は全て女将さんの手作りで、本当にどれも美味しい…。そして大満足の品数!

夕飯の序盤の写真
ここからどんどん品数が増えました!

広いお部屋の暖かいこたつで食べられたのも嬉しかったです。お腹いっぱい幸せな気持ちで眠りました。

翌日の朝ごはん
白米が本当に本当に美味しかった!最高
建物も素敵です

現在は値上げして2食付9000円になったとのことですが、2食付で1万切るのは本当にありがた過ぎる!

翌日も電車の時間に合わせて女将さんに送っていただきました。笑顔で色々お話ししてくれてとてもチャーミングな方でした。また来たい。

再び大間々へ

わたらせ旅も終盤。今日は大間々に戻ってゆっくり群馬県立美術館に向かいます。

ちょっと曇ってます
線路
メリークリスマス
ただいま〜

わたらせ渓谷鉄道はここまで。とても良い雰囲気で穏やかな気持ちになった。通洞より更に先の駅も行ってみたかったなあ…。

群馬県立近代美術館

旅の〆は行ってみたかった近代美術館へ。

カフェで休憩
近代美術館らしく素敵な建物
良いですね〜
良いですよ〜

コレクションも充実してるし、静かだし、とても良い時間を過ごしました。何より安い。県立最高!

島と山間が好きな私にとって、とても魅力的な雰囲気を存分に浴びられた2日間でした。日本にはまだまだ知らないところがたくさんあるなあ。

久しぶりに旅行の振り返りしたけど、誰かが見ていようが見てなかろうが、やっぱり何らかの形で記録を残すのは大事だと感じたのでマイペースに続けていこうと思います。

次回、フィルムカメラと伊豆

終わり

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mika
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