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『仕事』と『ゲーム』、あなたは同列に考えられますか?

どーも。
人生にもっと余白を!

ねこじたのヒロです。

本日はTwitterのタイムラインから、ちょっと気になったツイートについて考えたことをみなさんと共有したいと思います。

がっつりバズってたツイートなので、もしかしたらお目にかかった方もおられるかもしれません。

◆お題となったツイートがこちら!

皆さんはどう思いますか?

ボクが最初にこのツイートを見たときに思ったのは、「そうだよね」でした(笑)

なんせボクは幼い頃から、「ゲームは1日1時間」を守れた試しがありません。ドラクエにしろ、マリカーにしろ、ポケモンにしろ、あっという間に1時間なんて過ぎ去るものです。守れるわけがない。

だって、

気がついたら過ぎてるんだもん!!

いい年した大人が時間の取り決めを守れていない。なのに子どもが守れるわけねぇだろ!といった声が、このツイートには込められています。

と、最初は「納得しかないなぁ」と思ってはいたんですけど、だんだんとこのツイートに違和感があることに気づきました。

◆違和感のもとを深堀りしてみた

いったい、ボクはどこに違和感を持っているのか?

こうなると妄想がはじまっちゃうのがボクです(笑)

ツイートの単語を一個ずつ探ってみて思ったのが、この方は『仕事』と『ゲーム』を同列に考えて書いている、ということでした。

ちょっと分かりづらいと思うので説明しますね。

『仕事』とは、多くの大人にとってどんな位置づけにあるでしょうか?
対して、『ゲーム』とは、どういう位置づけにあるでしょうか?

まず考えたのはこの点です。

多くの大人にとって「(できれば)やりたくないこと」、それが『仕事』だと思います。

逆に『ゲーム』とは、このツイート主のように「やりたいこと」という位置にあるものと考えていいでしょう。(たとえ自分がそうは思わないという方でも、そういう視点でこのツイートを評価した方がほとんどだと思います)

つまり、『仕事』は「やりたくないこと」であり、『ゲーム』は「やりたいこと」というわけです。

それでは、これを前提としてツイートの内容に戻ってみてください。

ここからは脳から煙があがるほどややこしいのですが、

大人たちが「仕事は1日8時間まで」というルールを守れないのは、「やりたくないことをやる我慢」をしているとも考えられる気がしませんか?

「やりたくないこと」を1日8時間を超えてやるようなハメになっているわけですから当然のように嬉しいことではありません。

それでは、もうひとつの「ゲームは1日1時間まで」というルールの方はどうでしょうか。

『ゲーム』とは、「やりたいこと」と仮定しましたよね。
つまり、この場合は「やりたいこと」を1時間では終えられないということになります。

これは、「やりたいことをやめる我慢」ができないということを意味しています。こちらは仕事の場合と違って嬉しいことでしょう。だってやりたいことをやれているわけですから。

両者には、同じ「我慢」という共通点こそありますが、「やりたくないのにやらされる」タイムオーバー「やりたいものをついやっちゃう」タイムオーバーという決定的な違いがあるというわけです。

これがボクの感じた違和感の素(もと)だった気がします。

◆『仕事』と『ゲーム』の位置づけ

このツイートの面白さはこれだけに留まりません。

先ほども言ったようにこのツイート主は、『仕事』と『ゲーム』を同列に扱っています。ここが非常に興味深いと思います。

これはちょっと穿(うが)った見方をすれば、『仕事』と『ゲーム』が同じように楽しいものだと思っている可能性を感じさせます。

『仕事』が楽しいものだから大人たちは「仕事は1日8時間まで」を守らないんだ。だから、子どもにとって同じように楽しい『ゲーム』の時間ルール、「ゲームは1日1時間まで」だって守れるわけがないよね。

そういうことな気がします。

あなたはこのツイート主のように、『仕事』と『ゲーム』を同列に考えられるでしょうか?

もし仕事をゲームと同じように捉えることができたなら、きっとそれは悪いことではない。

ボクは、そんな風に考えたりしています。

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