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文ストアニメ5期2話(52話) 感想

※アニメ派の方を考慮して、単行本ネタバレなしでお送り致します。安心して見てってください。

1週間あっという間~!本当にちゃんと7日経過してる?
今週はさくっと本題に入っちゃおう。

熱いところから始まった!箕浦さん、ほんといいやつになったな…最初のときの箕浦さんなんてすごい嫌味な野郎だったのにな…刑事さんたちをどんどん魅了し虜にしていく乱歩さん、天性の愛されキャラだあ!
みんなが子供で自分が親だって設立秘話で乱歩さんが気づいたの、頭脳という意味では確かにそうだけど、人間性という意味では世界のみんなが乱歩さんの親で乱歩さんはみんなの子供だよね。相対したが最後、わが子のように面倒を見て可愛がってしまうおじさまたち。走り方とかさ、ほんとわかってるよね乱歩さんね。

警官に包囲されてるシーン、光の反射めちゃきれいだな。
若手警官たちイケメン~!イケボ~!うーん、だけど三田村さんとかドスくんとかゴーゴリとかみんなこれと同じ格好してたからねえ、青い服の警官見るとついつい疑う癖ができちゃったなあ。一見いい人たちなんだけど…誰かの手回しですかい?そういう邪心、この場面でいらない?魂と直感を信じられない考察勢。

アンの部屋に大集合!よかったね。ところで社長は?
鏡花ちゃん…!この鏡花ちゃんは鏡花ちゃんいちかわいい…!
ん~BGMいい…いいなこれは…前のPVの最後に流れてたやつと一緒かな?昔好きだったLinkin Parkをなんとなく思い出してそそられる。

福地殿、和の演出がすご~い。ドドンって音から入るの最高~。
畳!正座!土下座!だるま!大暴君!!!ついでに神棚まである?なんなら富士の絵がかかってる??海外の要人を喜ばすために徹底してるわね。いい部屋だ。

やばあ。おろろろろ~の直前の福地さんの頬っぺた膨らんでるの、カエルが頬っぺた膨らましてるときと同じになってるよ。ちゃんと自分で掃除するのえらいぞ隊長!
鐡腸さん、対福地という意味でもやっぱり最強の男かもしれない。素で強すぎる。

わ~!こっちのBGMもいい~!
和!FUKUCHI!KABUKI!FUJI!
Oh、富士の絵画、逆さ富士はあるのに、逆さ太陽がないのなぜ?あやしいなあ…水面という虚像の世界に探偵社の輝きはない…的な…?
福地さんが「探偵社がテロリストという捜査前提を変更してもらう」ことを条件にしたの、これまじでなんなんだろう~。未だに意味がわからないよ。

おおお!スタンダード島!文スト博で少しだけ見たときに感じたのはモンマルトル感だったんだけど、遠景は完全にモンサンミッシェルですね!でも近くで見るとモンサンミッシェルほどのおどろおどろしさはないからやっぱりモンマルトルだよなあ…ヴェルヌさん特製の素敵島。ガブじゃない方のヴェルヌさんに会いたいなあ~絶対好みのタイプだもん~。
(以下、小説55minの話)
考察界隈には「スタンダード島って破壊されたはずでは?」という目玉議題があるんですけど、正直よくわからないよね。そもそもガブは異能生命体だし本体のヴェルヌがどうなったのかわからないし、あそこは時間の流れがとりあえずおかしいし、ウェルズだっているんだからどんな摩訶不思議なことが起こっててもおかしくない気が。ヴェルヌが生きてて島が再生した、時間が遡行されて島の破壊が取り消された、などなど色んな仮説が立てられそう。

スタンダード島の上から見た図、めちゃかっこいいな…海の中に沈んでる部分の構造がどうなってるのか、気になりすぎる~!
そして演説会場なんておしゃれなんだ…世界地図とステンドグラスの取り入れ方よ!
この辺のギャグとシリアスの混じり方、なんかちょっと新しい感じ。今までにない感じ。福地のキャラがどんどんブレていく~!
ところでなんで人狼殲滅作戦の福地さんはライトセーバー持ってるんですか。あ、東欧の吸血種なんたらでもライトセーバー持ってる。もしやこれ、ライトセーバーじゃなくて、あの剣なの?え…こんな光り方するの?
この東欧なんたらで切られてる吸血種と思われる人物、首から下がありますね!おいしいですね!御足ほそ~!

演説かっこいいなあ…声が良すぎる…BGMの雰囲気も…
「違うかぁ~!」にサムライスピリット表れてる~!
人類軍、無事可決されたようですけど、国連委員長がどこまで計算ずくでこの件をやっているのか、というのも気になるね。
欧州側が五衰事件を事前にどれだけ読んでいたか、あるいはどれだけ秘密裏に関与していたかによるけど、国連委員長も欧州異能者組織のひとつの駒として動いているとか、なにかの狙いから無知のふりをして福地にわざと話を持ち掛けているとかそういう可能性はありそう。

乱歩さんと福地が対面しているこの場面、空の景色がマフィアビルから見える空の景色と同じだよねえ…
そして乱歩さんが福地にひざまずくこのシーンは、15歳中也が森さんに忠誠を誓ったあのシーンのリフレインな気がする。
乱歩さんは今まで戦った相手からその都度、きっとものすごく膨大な量の情報を受け取っていて、相手の過去や信念の深い部分まできっとすべてお見通しなのだよね。もちろんかつて戦った中也のことも。
その上で、名探偵として推理することも、ドストエフスキーらしく操心術を使うことも放棄し、中也らしく忠誠を尽くすことを選んだ乱歩さん。はっきりとした描写は今までなかったけど、中也と相対したときにも乱歩さんは(ドストエフスキーから受けた影響のように)なにか絶大なものを受け取っていたのかもしれないなあと感じるね。

いや、はしご登る乱歩さんかわいすぎる~っ!
二人してちょこんと体操座りしてるのかわいすぎる~っ!
ここのやりとり尊すぎて…福地さんこれは演技ではなかったとどうか言ってくれー!このときまで福地大好きだった分、この後の展開をまったく受け入れられない。未だに福地さんは、乱歩さんと仲良くやり取りしているこのキャラが一番の素で本心なんだと信じたい、あきらめきれない自分がいる。

乱歩さんの超推理!異能力感を強調してきたのかっこよすぎたああ!
なにこの演出!すごすぎる!!字の入れ方!おしゃれ!!
どきん!どきん!効果音!!!

福地の声の変わり方…すごい…急にこわすぎる…
戦場の描かれ方…すごすぎ…赤…血みどろ…
福沢さんが設立秘話で鬼のようになっていた回想と少し雰囲気似てる…二人は同じ場所にはいなかったけど、同じような鬼にはなっていたんだよね…別々のものを追い求めながらも、やっぱりどこかでは同じものを共有している…戦争が生み出した鬼、目を赤く爛々と光らせる鬼が2体…
ああ~~~~福地さんこわ~~~~~い…この人やば~~~い

乱歩さんに「逃げ切れ!勝ち目はない!」と言われた敦くん。それでも戦うしかないと決めたこの流れ、天空カジノのシグマくんと同じだねえ。
乱歩さんはドスくんと似たような景色を見ているし、敦くんとシグマはやっぱりどこかで共鳴している感じ。
過去の色々なシーンを思い出させる場面が多いの、これもまたアニメの軌跡ってやつですね。

いやあ、今回のED、場面描写との掛け合わせが本当にすごくて震えたし泣きまくった…感情のピークでした。
もう声が…ゆうとくんの声が…震えていたその声が…たまらなかった…誰かの声によってこんなにぼろぼろ涙をこぼすことになるなんて思わなかったよ…敦くんの魂の喘鳴が本当に聞こえた気がする。すごい声優さんだ。

探偵社が集合して、みんなで力を合わせれば無敵になれると確信したその矢先に敦くんは一人で戦わないといけなくなったから、孤独感もより一層強く感じられたのだろうね。
敦くんはよく恐怖心を抱くけど、死への恐怖がこれまでは多かったかなと思う。それがここにきて、死への恐怖よりも更に強く孤独に対する恐怖を感じるようになったの、探偵社や誰かとともに生きて戦うことが敦くんの中で当たり前になって、他者が自分の一部になっていたということの裏返しだよね。そういう状況下で聞くこのEDは本当にインパクトある…。
敦くんが孤独を怖いと思うようになったの、紛れもなく敦くんがこれまで歩んできた軌跡あってこそだし、その軌跡が今の「孤独を怖い」と思う自分を作り上げているのはきっと誇りでもあって、一段高いところに登った証でもあると思うから。このシーンは5期を象徴するシーンになりそうだ…ぐちゃぐちゃに心が抉られました。

やつがれく~ん!君がいてくれて本当によかった。
次週「HERO VS CRIMINAL」!
一体全体、どっちがHEROでどっちがCRIMINALなんだ?
本誌勢の私でもいまだにわからないよ!自分の魂に訊ねてみてもわからないよ!


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