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嶋津流読書術
■【先週の振り返り】
先週は、嶋津さんは
「どんな本を読むんですか?」
「どういった時読むんですか?」
「読むとき気を付けていることや工夫していることはありますか?」
という質問を何人かの方からいただいたことがきっかけで、まずは私の読書に対する歴史をお話しさせていただきました。
そして、実は私は本が大嫌いで、大学卒業するまでは、マンガすらほとんど読んだことがない、大の活字嫌いだという告白をしました(笑)
最後に、私の読書に一貫してきたことは、「今自分がおかれている立場や状況の問題解決のために本を読んでいる」ということもお伝えをしました。
今週は、
「では、その問題を解決するために、どんな読み方をしているのか?」
「読むとき、どんなことに気を付けて工夫しているのか?」
をお伝えしたいと思います。
これからお話しをする件は、以前ふれたことがあることも少し入っていますが、復習のつもりでお読みいただければと思います
■【本を読むときの大前提】
まず大前提となる私の本の読み方は「後追い方式」をとっているので、実はものすごく本を読むのが遅いんです(汗)
「後追い」というのは、本を読みながら、「これ使えそうだけど、自分やうちの会社に当てはめたら、どういう使い方ができるかな・・・」
偉人(経営者)の自伝だったりすると、「この人はここでこうしたけど、俺だったらどうするかな・・・」
など、読み進めながら自分に当てはめて考える読み方です。
そんな読み方をしているという前提で、いくつかご紹介したいと思います。
■【この記事を作成しながら思いついた嶋津流読書術10選】
この記事を作成しながら思いついたことを10個お伝えしたいと思います。
▼第1は
「なぜ、私が、その時自分がおかれている立場や状況の問題解決のために本を読むのか?」
ということですが、理由は二つあります。
一つ目の理由は、本を読むのが遅いので、年間を通しても、そんなにたくさんの本を読むことができません。
できるだけ、余計な本を読みたくないので、その時自分に必要な本に絞って読むようにしています。
二つ目の理由は「もっと今の環境をよくしたい!」という欲が強いからです。
今の自分の環境改善のために役立つ本を読むことによって、本を読んだ成果を出しやすくなります。
▼第2は
「興味のない本は読まない」ということです。
本嫌いにとって、興味のない本を読むほどつらいことはありません(笑)
自分に必要な、興味のある本に絞って読むようにしています。
▼第3は
読む前に、少しでも早く読み終えられるよう、できるだけ時間を決めて、表紙と裏表紙と著者のプロフィール、まえがきなどを読んで、その本に対する興味を喚起するようにしています。
■第4は
本屋さんの前を通ったら、できるだけその本屋さんをのぞき、いい場所に展示してある本をチェックします。
これは、売れている本の地域性を見るためです。
その本屋さんの一番売れる場所においてある本は、その地域では売れ筋ということですから、どういった地域で、どういった本が売れているのか研究します。
▼第5は
人に会った時に、できるだけ最近印象に残った本を聞くようにしています。
どんな人たちが、どんな本に興味を持って読んでいるのか、研究するためです。
▼第6は
新聞や雑誌の本の広告をチェックします。
広告を掲載するということは、売れているということなので、売れ筋研究のためにチェックします。
第4も一緒ですが、著者として、タイトル研究や装丁研究をするという目的もあります。
▼第7は
◯万部など、売れてる本の理由を考えます。
「タイトルがいいからか・・・」
「装丁が魅力的だからか・・・」
「内容がいいのか・・・」
「世相にマッチしているのか・・・」
など。
▼第8は
気になった本を迷わず買い、たくさん並べて、自己概念をあげます。
積み方も、最近買った本は会社と自宅の机の上にタイトルが見えるように積みます。
自分が最近どんな本に興味を持っているのか、傾向値がわかりますし、積まれた本を減らすために、「早く読まなければ!」というプレッシャーにもなります。
そして、積みきれなくなると、読んでいない本でも、本棚に、ジャンル毎に振り分けて補完します。
ただし、ホコリがかぶらないように、かつ、タイトルが見えるように、私はガラスの扉の付いた書棚を買います。
▼第9は
本に線は引かないということです。
できるだけ、その場で自分の言葉に変換してメモをします。
▼最後第10は
雑誌は最近の動向や情報収集のために読み、本は情報や知識を深堀したい時に読みます。
■【まとめ】
以上、読者として、著者として、読書に関して気を付けていることを10個並べましたが、一つでもお役に立てたらうれしいです。
ただし、気を付けていただきたいのは、これはあくまで私のやり方で、あなたのやり方ではないので、興味を持った部分を、あなたなりに工夫をしてお使いください。
よく、「忙しいから本を読む時間がない」という方がいますが、ハッキリ言ってそれは間違いです。
ある意味いい訳です。
忙しいからこそ、本を読んだり研修を受けたりして、先人の知恵を借り、今の仕事の効率や能力を向上させて、その忙しさを解放するための工夫をするのです。
事実本嫌いの私がそうですから(笑)
こんな私が本から学んだことを実践してみて、どうしたら、人が育ち、組織が育つのか?
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本日もお読み頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう。