嶋津良智 リーダーズアカデミー

育てる側がよくならないと、社会も、企業も、人も、よくならない!の思いから「『あなたのも…

嶋津良智 リーダーズアカデミー

育てる側がよくならないと、社会も、企業も、人も、よくならない!の思いから「『あなたのもとで働けてよかった』をすべてのリーダーへ」を理念に、中小企業のための、人づくり組織づくりに特化をした、スクール形式では日本一のビジネススクール『リーダーズアカデミー』を経営。著作累計150万部超

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  • 【映像教材セット】組織づくり2.0 & ビジョン共有の極意

    嶋津良智の映像教材をまとめてご購入いただけます! ・アフターコロナの組織づくりの新常識!「組織づくり2.0」セミナー映像 ・1463社が学んだ「ビジョン共有の極意」セミナー映像

最近の記事

「人間て何で生きていられるか知ってる?」という子供の質問に・・・・

■サンドウィッチを食べながら子供の唐突な一言に「ドキッ」 以前、子供と公園へ遊びに行こうということになり、サッカーボールや何やらと遊び道具を持って出かけました。 朝ごはんを食べて出かけたのですが、駅の近くにあるサブウェイ(サンドウィッチ屋)の前を通りかかったら、突然「腹減った!」と子供が言いだしました。 「お前さっき食っただろ!」という話しになったのですが、食べざかりなので、仕方なく入りました。 すると、サンドウィッチを食べながら唐突に 「パパ、人間て何で生きていら

    • 人に甘えるのってダメですか?人に迷惑をかけるのってダメですか?

      ■親の躾(しつけ) 子供は小さいころから、親や先生から 「人に迷惑をかけてはダメ!」 「人に甘えてはダメ!」 みたいな教育を受けることがあります。 果たしてそうでしょうか? 私は逆に言いたい。 「人に迷惑をかけずに生きている人っていますか?」 「人に甘えないで生きている人っていますか?」 程度の差、物事の分別はつけなければいけませんが、みんな人に迷惑をかけながらも、甘えながらも、周りに助けられて生きているのではないでしょうか。 ■リーダーが陥る罠 「人に

      • 自信があることにはわがままに生きる

        あるとき、嶋津個人として「こうしたい」「こうやりたい」という思いと、 社長嶋津として「こうあるべきだ」「こうでなければいけない」という思いに、距離を感じたことがあった。 なぜ「あるべき論」でイライラしなくてはいけないのか! でも、あるとき思ったのだ。 「自分がこうしたい」「ああしたい」と思うのは、決して間違っていることではない。 そしてもちろん、社長として、リーダーとして、「こうあるべき」という事も間違っていない。 もし、自分の生き方や思いに自信があるなら、人間、

        • 「知らぬ」は強さ、「知る」は弱さ

          ■「知らぬ」は強さ 私は経営者としてたくさんの人に支えられながら、30年が経ちました。 本当に感謝してもしきれません。 自分がオーナーシップを取って設立した会社は、今現在6社目になります。 約30年前の1993年3月に、はじめての会社を設立しましたが、その時は「知らぬ強さ」で、資本金1000万で、いきなり株式会社を設立しました。 当時は今のような法制度ではなく、有限会社で300万、株式会社にするには1000万の資本金が必要でした。 そのお金を銀行に預けて、資本金の

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        • 【映像教材セット】組織づくり2.0 & ビジョン共有の極意
          2本
          ¥7,960

        記事

          保育士も経営者もリーダーも、みんなエンターテイナー!!

          ■保育士という大変な仕事 先日、保育士の先生と話す機会がありました。 その先生が言った一言が非常に印象的だったので、今日はそのお話をしたいと思います。 教育についていろいろ話をしたのでが、その中で、私がこんな話をしました。 「親が自分の子供を育てるのも大変なのに、他人の子供を何十人も預かり、一生懸命に下の世話から、遊び相手、勉強など、面倒を見てくれています。それも、保育士さんは、子供を持ったことがない若い人たちがほとんどで、正直、待遇もあまりいいとは言えない業界です。

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          「三合(さんあい)主義」は良好な人間関係の基本

          結婚式で、「三合主義を大切に」という話をしてくれた人がいた。 結婚式なので、三「愛」と思われるのだが、三「合」でいいのだ。 三合とは、助け合い、分かち合い、譲り合い、のことで「三合主義をぜひ頭に入れて、今後幸せな結婚生活を営んでください」 と話してくれた。 私はいい話だなと思い、結婚式に話すことがないと、いつもこの話を使わせてもらっている。 三合主義は、夫婦だけでなく、あらゆる人間関係でも同じだ。 相手に対して、譲り合ったり、分かち合ったり、助け合ったり、という気持

          「三合(さんあい)主義」は良好な人間関係の基本

          スタートアップ企業経営者『3つの悪い癖』

          ■起業して30年、摩訶不思議(汗) 私は起業してから30年超が経ちました。 今でもこうやって企業家として経営を続けられていること自体が、何か不思議に思うと同時に、人生唯一自慢できることなので誇らしくも思います。 何のとりえも才能もない、何をやっても中途半端で続かない。 やりたいことや、入りたい会社もなく、適当に就職活動をして、働くことに何の希望も楽しみも持っていなかったあの頃を考えると、今は、やりたいことをやって、会社の社長でいることが、摩訶不思議って感じです(汗)

          スタートアップ企業経営者『3つの悪い癖』

          今の経営者が人に関して犯す2つの間違い

          ■時代ごとの労働環境の変化 昭和から令和にかけて、日本の雇用環境は大きな変革を遂げてきました。 昭和の時代、日本企業は「終身雇用」と「年功序列」という雇用慣行を基盤にしていました。 しかし、平成に入ると、バブル崩壊や経済の停滞が影響し、企業はコスト削減を余儀なくされ、リストラや派遣社員の活用が進みました。 終身雇用制度の見直しや非正規労働者の増加により、雇用の不安定さが目立つようになりました。 平成後半には、少子高齢化が本格化し、労働力の供給が減少する傾向が顕著にな

          今の経営者が人に関して犯す2つの間違い

          コミュニケーションも呼吸と一緒!吸って、吐いて、が大切

          呼吸は、吸って、吐くで、1セットだ。 コミュニケーションも実は呼吸をしている。 Aさんが話をする。Bさんは聞く。 今度は、Bさんが話をする。Aさんは聞く。 「吸って、吐く、吸って、吐く・・・・」 を繰り返すのが望ましいコミュニケーションだ。 反対に、Aさんは話しっぱなし、Bさんは聞きっぱなしというのは苦しい。 呼吸で言うと、 Aさんは吐きっぱなし、 Bさんは吸いっぱなしになるからだ。 私はセミナーで気を付けていることがある。 セミナーでは講師は吐きっぱな

          コミュニケーションも呼吸と一緒!吸って、吐いて、が大切

          イライラするものは見ないようにする(見なかったことにする)

          上司は部下を育てる上で、「我慢」が大切だ。 「見守る」とも言い換えられる。 だが、部下の仕事ぶりをみていると、イライラすることもよくあるだろう。 優秀なプレイヤーだった人であればあるほど、「自分だったら・・・・」という気持ちが沸き、その傾向が強いようだ。 そうは言っても、仕事を任せたからには、いちいち口を出すわけにはいかないし、出された部下もたまったものではない。 つい口を出してしまうそうな人(時)は、部下の仕事ぶりを見ないようにしてみてはどうだろうか。 また、見

          イライラするものは見ないようにする(見なかったことにする)

          「あーもったいない!!」教育研修で効果検証しないなんて

          ■教育研修は大切 教育研修の大切さは経営者・リーダーであれば、誰もが認識しているはずです。 そして、実施している会社も多いと思います。 大手企業になると、社内大学のようなものを設立し、熱心にやられている会社も多いようです。 ただ、その反面、その教育研修の効果を測定している会社は意外と少ないようです。 せっかく、時間と労力とお金を割いたにもかかわらず効果につながらない教育研修をするというのは、実にもったいない話ですよね。 もちろん、最初から何か効果を期待しているので

          「あーもったいない!!」教育研修で効果検証しないなんて

          今必要な社長のリーダーシップとは?

          ■お金持ちランキング 先日新聞に『個人の保有額上位 創業オーナー目立つ』という記事が掲載されていました。 記事の内容を簡単に説明をすると、 「保有する株式の資産価値からみて誰が日本最大の資産家か?」 という記事でした。 上場企業の直近の株主情報を基に、3月末の保有額を個人別でランキングすると、IT(情報技術)分野や小売業でグローバル展開する成長企業の創業オーナーやその一族が上位に並んでいました。 1位 柳井正(ファーストリテイリング)/380億ドル(5兆9200億

          今必要な社長のリーダーシップとは?

          分かりあえないないことが前提のグローバルコミュニケーション

          ■日本人同士でありがちな「分かりあえることが前提」のコミュニケーション 海外で仕事をするようになってから、感じていることがあります。 それは、「分かりあえることが前提」のコミュニケーションか? 「分かりあえないことが前提」のコミュニケーションか?です。 このどちらを前提にするかによって、コミュニケーションの取り方が全然変わってきます。 日本人同士ですと「分かりあえることが前提」のコミュニケーションであることが多いですね。 少し極端な表現になりますが、日本は島国であ

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          管理職不要論!あなたの会社は管理職は『必要派?×不必要派?』

          ■管理職不要論 「管理職は会社に本当に必要なのか?」 これは、定期的に議論される話題でもあります。 最近で言うと、役職や階級がなく、意思決定権が組織内で分散されている組織形態として、「ホラクラシー組織」というのが話題になりました。 特徴としては、 ・役職や階級がなく、上司や部下などの上下関係が存在しない。 ・複数の自律的なチームや役割に意思決定権が分散されている。 などがります。 また、ティール組織という個々の社員に意思決定権があり、社員の意思によって目的の実

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          イライラする環境に身を置かない

          会社勤めをしているころ、満員の通勤列車に乗るのが嫌でたまらなかった。 すし詰めの満員電車で四方から体に圧力を感じるだけで、イライラが募っていく。 朝の大事な時間をイライラして過ごすと、その後の仕事にも悪い影響を与える。 そこでイライラする環境に身を置かないよう、住む場所を始発電車のある、会社まで一本で行ける路線の駅と決めていた。 そうすれば、座って会社に行ける。 通勤ラッシュの中でも本を読んでいるうちに、会社の最寄り駅である渋谷に到着する。 こうすることでイライラ

          イライラする環境に身を置かない

          「進化」は生きる力、「自信」は生きる希望

          ■「進化は生きる力」とは? 今日は、先日お伝えをした 「進化は生きる力、自信は生きるのが希望」 とはどういうことなのかをお話ししたいと思います。 なぜ、「進化は生きる力」なのかと言いますと、有名な進化論を唱えたダーウィンは、 「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」 という考えを示したと言われています。 環境は刻一刻と変化しています。 その変化に対応していかなければ生き残

          「進化」は生きる力、「自信」は生きる希望