モラルのない企業人
先日、目を疑う場面に遭遇しました。
信号が赤だったにもかかわらず、ある男性が右見て左見て車が来ないことが分かると信号無視をして横断歩道を渡ったのです。
すると、その信号待ちをしていた多くの人たちがつられるように信号を無視して渡ってしまいました。
そして、更にはそのほとんどの人が信号の前にあるオフィスビルへ入っていったのです。
その人たちが同じ会社の人たちなのかどうかは分かりませんが、要するにその方たちは、自分の会社ビル前の信号を堂々と無視をしたのです。
私は正直唖然としました。
「この人たちの会社は、どういう教育をしているのだろうか?」
「この人たちは、地域社会の人たちから、自分たちの会社がどういう目で見られるかを考えているのだろうか?」
「もし、自分達が自分の子供を連れていて、自分の家の前の信号を平気で無視するのだろうか?」
「もし、会社の前の信号を待っている中に、地域社会の幼稚園の子どもたちが集団でいても無視するのだろうか?」
・・・・・・いろいろと考えが駆け巡りました。
私は拙書でも書いていますが、赤信号は渡らないと決めています。
理由は著書を読んでいただくとして、私の持論では、ある意味「急いでるんだからどうでもいいじゃん」と思うような、こういった些細なことをおろそかにする人や会社が、後を絶たない企業不祥事を平気で引き起こすような人や会社になるのだと考えています。
「小事は大事」と言われるように、小さなことの積み重ねが大きな災いを生む。
これが、実情ではないでしょうか。
その一つの理論がハインリッヒの法則です。https://bit.ly/2ND9n6I
部下を叱るときも、私は大きなミスではほとんど叱りませんが小さなミスには厳しいですし原因究明など、とことんこだわります。
そう言う意味では「嫌な上司」と思う部下もいるかもしれません。
しかし、これは私の信念です。
その部下が大きなミスや失敗で人生を狂わすことがないように願っている私なりの愛情です。
私をよく知っている部下は「嶋津さんはイージーミスのストーカーのようですよね(笑)」とちゃかされたこともあります。
あなたは、大きなミスと小さなミスとどちらにこだわっていますか?
さらに詳しい情報に興味があれば、もっと深い内容を知りたい場合は、
https://www.leaders.ac/