嶋津流「気づかい」のゴールデンルール
■「嶋津さんは気づかいのできる人だ」
私は大変うれしいことに、人から「嶋津さんは気づかいのできる人だ」といった言葉を掛けていただくことがあります。
調子に乗って以前こんな本まで出してしまいました(笑)
私の気づかいの原点は、母の2つの教えです。
■自分がやられて嫌なことは人にしない
一つ目は「自分が人からされてイヤなことは人にもするな。自分がされてうれしいことは、どんどん人にもしてあげなさい」です。
ここからは、この教訓に対する私なりの解釈ですが、結局のところそんなに人が望むことは変わらないと思っています。
ですから、自分が人からされてうれしいと思うことは人にもしてあげて、自分が人からされてイヤなことは、人にもしないでいると、そんなに外さないのではないかと考えています。
まれに変人がいて地雷を踏んでしまうこともありますが、それこそ「事故」であり、それを気にしていては、人のために何もできなくなってしまいます。
自分が正しいと思う道をつき進む中で、たまの事故もありますが、そんなのは「まれ」だというのが私の経験です。
どんどん積極的に
「自分が人からされてイヤなことは、相手にもしない。自分が人からされてうれしいことは、どんどん相手にもしてあげる」
という行動を取れば、気づかいの達人になれるのではないかと考えます。
言うほど簡単ではないので、私を深く知っている人からクレームが来そうです(汗)
■人に見られていると思って、恥ずかしくない行動をとる
二つ目の教えは、小さい頃は
「常にお母さんが見ていると思って、恥ずかしくない行動をしなさい」
少し大きくなったら
「常に誰かが見ていると思って、恥ずかしくない行動をしなさい」
と若干ニュアンスは変わりましたが、言っていることは一緒です。
人間は弱い生き物です。
右肩に天使君が乗っかっている一方で、左肩には常に悪魔くんが乗っています。
いつも天使君と悪魔くんがささやき合って、自分の行動に影響を与えている気がします。
その時の、気分や状態によっては、悪魔くんのささやきが、優勢になってしまうこともあります。
そんな時、
「仮に誰かに見られていたとしても、この行動をするだろうか」
と問いかけた時に、悪魔くんのささやきが一気に劣勢になっていきます。
■「49:51の法則」
あなたは、「49:51の法則」というのをご存知でしょうか。
これは、心の中のことはだいたい100のうち、「49:51」くらいの僅差で決着が着くことが結構あるということです。
あなたも日々の意思決定で、まったく迷わずに決めていることと、微妙なラインで少し迷うことでは、圧倒的に迷うことの方が多いことに気付くはずです。
そんな時に、普段から善の心を養う訓練をしておかないと、直ぐに悪魔くんのささやきが優勢になってしまいます。
人はそういう弱い生きものです。
人は放っておくと直ぐに、イヤなこと、面倒くさいことを避けようとし、楽な方へ逃げようとします。
「人の行く裏に道あり花の山」ということわざがあるように、
「悪魔くんのささやきに導かれて、誰もが選んでしまう楽な方へ行っても花の道はないですよ。天使君がささやいている、人がイヤがるような、面倒だと思うような裏道に花の山があるんですよ」
ということなのだと思います。
■まとめ
今日は多少話しが飛んだ気がしますが、まとめると、
・自分がされてイヤなことは、人にもしない
・自分がされてうれしいことは、例えイヤなことや面倒くさいことでも、どんどん相手にもしてあげる
・人は弱い生き物だからこそ、常に誰かに見られていると思ってイヤなことや面倒くさいことでも正しい道を選択する
これが嶋津流「気づかいのゴールデンルール」です。
いや~「言うが易し、行うは難し」だな(笑)
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本日もお読み頂き
ありがとうございました。
また次回お会いしましょう。