人は「変われると思う派?」×「変われないと思う派?」
■「人は変われる」と思ってきた私
最近、人は「変われるのか?」×「変われないのか?」を考える出来事があった。
私は、ずっと、「人は変われる」。
そう思ってきました。
事実、私は、自分で自分のことをいい意味で変わったと思っています。
私を大きく成長させてくれたのは、会社経営、特に人を育てるという仕事を通してだと思っています。
「教えることは教わること」というように、社員の育成をしたことが、本当に勉強になり、自分を成長させてくれたと思っています。
だから、自分が人生経験を通して変わったので、「人は変われる」とずっと思ってきました。
その証拠に、私の周りでも人が変わった人が何人もいます。
もちろん、いつまでたっても変わらない相変わらずの人もいますが(笑)
■人は変われないのかも・・・・
ところが最近「人は変われないのかも・・・・」と思う出来事がありました。
「でも、俺は変わったよな。変わった部分と変わってない部分があるだけかな?」
など、など、いろいろ考えを張り巡らせていると、もしかしたら、こういうことなのかもしれないと思うことがありました。
それは、「性格」は変わってないけど、「思考(考え方)」が変わったから、自分が変わったと思っているのではないかと気づいたことでした。
例えば、暗い人間が、明るく変わったというのは、決して、性格が明るくなったのではなく、思考(考え方)が変わって、明るくふるまうことを覚えただけだということです。
■「性格」とは?「思考(考え方)」とは?
「性格」を辞書で引くと、
「その人に固有の感情・意志の傾向。先天的な気質と後天的な影響とによる、その人の感情・意志などの傾向」
などと言う説明文が出てきます。
何かしっくりこないので、字を分解してみると、「性」という字には、次のような意味があるそうです。
・生まれながらの心のあり方、生まれつき
・物事に備わった性質
・男女・雌雄の別
・異性を求める本能の働き?
要するに、「人に生まれながら備わっている心の意を表す」と出てきます。
「格」という字には、
・組成された物事の本質をなすもの、またはその個性
・がちっとはめこまれた一定の枠、規則や基準、地位や等級など
・本質までつきつめる、いたす
・止める、固定する
という意味があるそうです。
要するに、性格とは、
「性根に据えられた簡単に変えられるものではない」
ということがわかってきました。
一方、「思考」とは、「考えること」と出てきます。
「思考」を分解すると、「思」とは、心と頭で考える意。
「考」という字には、「考える、思いめぐらす」
という意味があると出てきます。
こう整理してみると、私の仮説は、そんなに間違えていない気がしてきました。
■まとめ
人が本当に変われる『3T』「投獄、闘病、倒産」なんてことことを聞いたことがありますが、確かにこういった人もいるかもしれません。
しかし、これは、性格が変わったのではなく、その出来事によって、考え方が変わっただけなのだと思います。
今日は取り留めのない話をしてきましたが、会社にも性格があるのをご存じですか?
会社の性格がどうやって形成されていくのか?
どうやって性格の良い会社を作っていったらいいのか?
性格の良い人の周りに人が集まるように、性格の良い会社には、お客様や求職者といった人が集まります。
要するに、
性格の良い会社=儲かる会社
性格の悪い会社=儲からない会社
ということです。
興味のある方は、ぜひ下記セミナーをお試しください。
▼【従業員10~30人の中小企業経営者のあなたへ】
「社長1人経営」から「チーム経営」への組織づくり講座
~ずっと、一人で忙しくしている社長のあなたへ~
▼▼▼詳細・申込はこちら▼▼▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?