すべての経営者に伝えたい「究極の考え」

■「利益」に関して社員はあなたと同じ意識ではない

あなたの会社の社員は「利益」をどれだけ重要と捉えているだろうか?

ほとんどの人は、「利益を出すことは大事か?」と聞くと、当然のように「利益は大事だ」と答えるが、実態を見てみるとそうでもなかったりする。

考えてみてほしいが、あなたが一般社員だとして、KGIが売上だとした場合、利益を最優先して考えるだろうか?

リーダーとなるような視座の高い人間からすると、利益も考えながら売上を追うと思うが、現場はそんな人ばかりではない。

売上があがれば、、件数が稼げれば、、そんなふうに考え、利益を目減りする提案をする者も出てくるだろう。

もちろん戦略的に、今回は利益をとらずに顧客を獲得し、長期的に回収しようとする投資的な考えを持って提案する場合もあるだろうが、皆がそうではないはずだ。

■「利益」を重要視しないとどうなるか?

「利益」を重要視しないとどうなるか?

お察しのとおり、それが続けば会社は成長できない。

成長できないだけならマシで、最悪の場合倒産をしてしまう。

会社の「利益」は、人間に例えるならば「栄養」と同じだ。

人間も「栄養」が足りなければ成長はできないし、身体の不調も出てくるだろう。

それと同様で、「利益」が出ていない会社は、いろんなところで不具合が出てきているのではないだろうか。

■「利益」を出すことは会社の目的ではない

ここで間違ってはならないのは、

『「利益」を出すことを目的に会社を成長させるのではない』

ということだ。

同じことのように思えるかもしれないが、目的を誤ると長期的な成長はできなくなる。

正しくは、

『会社を成長させるために、その手段として「利益」を出し続ける』

ということだ。

目的を「理念追及のための会社の成長」に置くことで、成長させるためにはこれだけの「利益」が必要だ、という考えに変わり、好循環が生まれる。

■あなたは会社を成長させるために「利益」を何に使うのか?

『では、出た「利益」の使い道は?』という話だが、2つある。

1つ目は事業への投資。

いわば事業開発に必要な元手の資金として使うことだ。

そして、2つ目。

それは組織への投資、つまり「社員」への投資だ。

いくら上手くいく事業を見つけて環境を整えたとしても「社員」が成長していないとなると、上手くいかない。

会社を経営するのであれば、まず目的を「理念追及のための会社の成長」に置き、成長させるための「利益」を稼ぎ、それを投資にまわしていく、そういったサイクルを作ってほしいと思う。

■まとめ

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本日もお読み頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう。

(追伸)
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