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子育ては10年で終わり?
■【子育てはいつまで続くのか?】
あなたは「子育てはいつまで続くのか?」なんてこと考えたことありますか?
たぶん「自分が生きている限り一生」と答える方も多いと思います。
でも、果たしてそうでしょうか。
もちろん、それは確かなのですが、視点の置き方によっては、ほんのわずかな時間だったりするのではないでしょうか。
先輩パパ、ママのみなさんはお分かりだと思いますが、本当の意味で子育てにかかわれるのは、10歳くらいまでの10年くらいなのではないでしょうか。
私の子供も7歳くらいの頃から、学校の帰りに友達と約束をしてきて、友達とだけ遊ぶことが増えてきました。
ママ、パパ的には、悲しい?寂しい?ですね(涙)
すいません親ばかで(汗)
■【子供と過ごした楽しい時間は、もう二度と戻らない】
うちの子は今大学生ですが、もうハイハイをすることはありません。
もうハイハイをするところを見ることができないのです(悲)
パパ、ママと呼んでいるのも、お父さん、お母さんになり、それが、親父、お袋になり、もう2度とパパ、ママとは呼んでもらえることはないかもしれません(悲)
うちの子は海外にいるせいか、大学生になった今でも何かあるとハグはしてくれますが、お子さんによっては、もうしてくれないお子さんもいるでしょう。
土日や夏休みなどは、パパやママと過ごしてくれた時間も大人になるにつれて無くなってします(悲)
一緒に楽しくお風呂に入って、話しをしたりふざけたりしていた時間も、もう二度と戻りません(悲)
■【子離れするタイミングを間違えると・・・・】
そう考えると、本当の意味で、常に近くで絡み合いながら、親が強い影響力を持って子育てができるのも、小学校4年生くらいまでの10年のような気がしてなりません。
その後は、親といるよりも友達といる方が楽しくなり、親から離れていきます。
小学校6年生の12歳くらいまでは、年に何回かの旅行だけは、かろうじて付き合ってくれるかもしれませんが、中学生になったら部活なども始まり、完全に友達最優先になってしまうのでしょう。
仕方がないとはいえ、親である以上はそれを覚悟して受け入れて、子供の成長を見守る時期に突入してくるのです。
この子離れするタイミングを間違えると、本当の意味でバカ親になってしまったり、モンスター化していってしまいます。
■【武道の世界の「守・破・離」】
武道の世界で、「守・破・離」というものがあります。
一般的には、「守」は師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと、「破」は師の流儀を極めた後に他流をも研究すること、「離」は自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと、として説明されます。
武道における修行が人生に深く関わっている以上、その修行には限りがない。
すなわち、限りなき修行に没入することを最終的には求めている言葉です。
■【子育ても「守・破・離」で】
まさしく、子育ても一緒ではないでしょうか。
はじめは「守」で、相互依存で、親は子を守るために、子供はその親に守られながらいろいろなことを学びます。
「破」は、親の教えがあっているのか、自分の考えや行動があっているのかなど、主には友達との関係を通じて研究して、自分なりに自分の人生を考えて、自分らしさを探して追究していきます。
最後に「離」で、自己の経験から学んだことを集大成し、その後親のまったく知らないところで、独自の境地を拓いて独り立ちしていきます。
■【まとめ】
もろもろ語ってきましたが、何が言いたいのかと言うと、親が本当の意味で子供に絡み合いながら子育てに関われるのは、親にとっても、子供の人生にとっても、実はほんの一瞬で短いものなので、もっともっと子育てを楽しんで、「破」の時が来るまで、子供の将来のために、いろいろな言葉や教えをプレゼントしてあげてほしいと思います。
きっと、子供の将来に役立つ時が来て喜ばれ、感謝される日が来ます。
私も今子育て奮闘中ですが、大人になるにつれて、子供との体の距離は離れていっても、心が離れることはないと信じています。
どんなことがあっても、いつまでも、母であり父なのです。
そういう意味では、リーダーと社員も同じような気がします。
「守」で、相互依存で、リーダーは社員を守り、「破」は、リーダーの教えがあっているのか、自分の考えや行動があっているのかなど、自分なりに自分の人生を考えて、自分らしさを探して追究し、最後に「離」で、自己の経験から学んだことを集大成し、その後リーダーのまったく知らないところで、独自の境地を拓いて独り立ちしていく。
子供も社員も「人を育てる」という観点では基本的な考え方は同じような気がします。
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本日もお読み頂きありがとうございました。
また次回お会いしましょう。