阪神今年はどうだぁ‼️
『岡田流』でここまで環境がガラリと変われば、選手も戸惑うと思う。
矢野燿大前監督(54)は「苦しくても楽しもうぜ」がテーマで、選手の活躍にはベンチで大ハシャギ。(佐藤)テル、(中野)拓夢、チカ(近本)などと選手を愛称で呼び、距離も近かった。
だが岡田彰布監督(65)は違う。手法の違いはあれど、かつての野村克也、星野仙一両監督と同じく昭和の匂いがする厳しい指揮官だ。
基本的にはコーチに指示し、責任を持たせる。チーム内で誤解を生まないよう、選手と距離を置く。
『キーマンは佐藤輝明選手』
阪神佐藤輝明内野手(23)が、キャンプ初日のフリー打撃で、まさかの「0発」に終わった。3度目となる沖縄・宜野座での1軍キャンプ。ランチ後、打撃ケージに入るとアーチ連発…、という過去2年の姿はなかった。68スイング中柵越えゼロ。
バットの軌道を確認するように丁寧に振り続けた。
打撃ケージの後ろで見守った岡田監督はボールを捉えるポイントを課題に挙げた。
フリー打撃では差し込まれるシーンもたびたびあり、その結果詰まった内野フライに。打撃マシンの球にバットを折るシーンも見られた。佐藤輝は1月にソフトバンク柳田と自主トレを行っていたが「柳田は引きつけて打つ方。俺らが言うてることと逆行する。真逆やなあ」と岡田監督は渋い表情。
さらに続けた。「しんどくないように打てばええんよ。あいつ(フリー打撃中に)けっこう休むやろ。差されすぎてるからしんどい。力がいるやんか、はじき返そうとしたら」。心地よく、前で捉えろ-。初日に課題が浮き彫りになった。
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