時間ないと嘆いている人は必見です!日常全てをトレードの練習にする方法。
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ドカンがひどい私
私は本当にコツコツドカンがひどい。大体、うまく行っている時とか、あと少しでプラスになる!ってところでドカンをやらかしてしまいます。ドカンをやらかす時って、だいたいこんな感じです。
・少しうまくいって「やれるっしょ」みたいな天狗になっている。
・「よっしゃ!今日はトレードするぞ!」と気合が入っている。
・「あそこで入っておけば!」と機会損失を悔やむ。
・優位性がなくなったのに無理やり甘いところで入ってしまう。
・「置いていかれたくない!」と飛びつく。
・「クソッ!」と負けをとり返しにいく。
・ロットを上げる。全く冷静な判断ができない。
・「もう知らない!」って損切りができない。ずらしてしまう。
・「俺やっていけるのかな?」と焦っている。
私は、ひょっとすると自分から破滅したいのではなかろうか?ボブ・ディランにこう言われてしまう。
「どんな気がする?石ころみたいに転がっていくのは?」
結局はどの「感情」でトレードするか
結局、ドカンする時は「冷静」になっていないのですね。傲慢とか欲望とかそういった状態になっている。そして、自分を破滅へと追いやろうとしてしまうのです。Like a rolling stoneです。
株価チャートには人々の喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、不安、驚き、嫌悪、恐怖、期待、 憎悪などなど様々な感情が現れている。とすると、その動きに自分の感情も動かされてしまうのは当たり前。いかに値動きに感情を動かされないでいられるか?破滅衝動を抑えられるか?
冷静で自信がある、勝っても負けても焦らずポジティブである。下の図の赤いゾーンでいる。そうありたいものです。冷静なら、トレードに心を動かされないし、焦っていたら破滅衝動へと導かれてしまいます。
「感情」の把握を日常からする
トレードをしている時だけ冷静になるなんて無理なんです。日常生活の中で感情に気づく練習をしましょう。特に、誰かの感情に触れた時に自分の感情はどう反応しているのか?把握してみましょう。
チャートは誰かの感情の現れなのですから、同じ反応をトレードでもやってしまっている可能性は高いです。
1. 感情を言葉にしてみる
自分の感情に気づいたら、それを言葉にする習慣をつけましょう。自分の状態を客観的に見つめることができます。
例1: 通勤中に渋滞にイライラしたら、「今、イライラしているな」と心の中でつぶやく。
例2: 妻や家族との会話で嬉しい気持ちを感じたら、「これが嬉しいと感じる瞬間だ」と認識する。
2. 感情が引き起こす行動を観察する
感情がどのような行動につながるかを観察しましょう。自分の行動パターンを知ることで、感情に流されにくくなります。特に、反射とか衝動は要注意です。トレードでも同じようなことをしていないでしょうか?
例1: 急いでいるときに焦る気持ちが生じ、判断が雑になる。 → チャートが急に動き出した時に焦って飛び乗りをしてしまう。
例2: 怒りを感じたときに強い言葉を発してしまう。 → 思い通りの値動きにならなかった時に怒り、冷静さをなくしてしまう。
3. 感情を記録する
その日の感情の動きを簡単にメモするのも有効です。記録を振り返ることで、感情の起伏を俯瞰的に捉えられるようになります。
例: 「朝、遅刻しそうで焦った。」「昼休みに同僚との会話で安心感を得た。」
日常で「感情」をコントロールする練習
感情をコントロールする練習も日常生活で行いましょう。
繰り返しになりますが、トレードの時だけ冷静になれるなんて無理です。日常生活での自分の感情のコントロールがトレードにも現れるのです。特に日常生活の中で「イラっ」とした時や「怒り」を感じた時の自分の反応がトレードの悪い癖と繋がっていることが多いです。
身近な家族や職場の人との関わり方や車の運転の仕方などは特に課題のある反応が現れるはずなので、意識して練習してみましょう。逆に言うと、衝動が起こりやすい場面で感情コントロールできればトレードでもコントロールできるにつながるのではないでしょうか。
1. 深呼吸を習慣化する
感情が高ぶったときには、深呼吸をして気持ちを落ち着ける練習をします。
例: 妻との会話で議論が白熱しそうになったときに、一旦深呼吸をする。
例: 食器を洗い忘れて妻が怒っていることに対して、反論するのではなくまずは謝る。
例: 起床後に機嫌の悪そうな妻を見て、自分も機嫌悪く小言を言ってしまう前に、もしかしてよく寝れなかったのかな?とそっとしておく。
2. 一旦待つ癖をつける
感情的に反応しそうなときに、すぐ行動に移さず数秒間待つ習慣をつけましょう。
例: 衝動買いしそうになったときに、「10分後にまだ欲しいと思ったら買う」と待つ。
例: 黄色信号では止まる。急いで渡ろうとしない。
3. 前向きな解釈をする
ネガティブな感情のときには、前向きな視点で捉え直す練習をします。
例: 予定外の出来事が起きたとき、「新しい経験ができるチャンスだ」と考える。
例: 「失敗するかも」といったネガティブな感情が湧き上がってきたら、「潜在意識が自分を守ろうとしてくれているな。ありがとう。でも、大丈夫だから」と不安な感情を手放す。
まとめ
・日常の生活の中でどの感情で過ごしているのか把握することと、感情のコントロールをする練習をする。
・日常とトレードを切り分けないで日々過ごすと、日常の全てがトレードの練習になる。
・と言うことは、トレードがうまくいけば日常もうまくいく。日常がうまくいけばトレードもうまくいく。全ては繋がっている。