見出し画像

悪い癖が発動した時は、自分からのサインと捉えると、うまく修正できる。

以前、「ルールを守れない悪い癖は脳の仕組みなので仕方ない」といった内容の記事を書きました。まだ、読んでいない方は下のリンクからどうぞ。

今回は、悪い癖が発動してしまった時こそ、自分からのサインだと捉えて修正していこうという内容です。

私が一番よくやらかしてしまう悪い癖が下の図です。

赤丸でショートエントリーして青丸でロスカット

下だ!!!

と思って赤いところで飛びつきショートエントリーしたら、見事にヒゲの最先端でショートしていて一気に逆行します。そして、もう我慢できん!というところでロスカットしてしまうんです。

その後のチャートがどうなるかと言うと、しっかり下がります。

前回の図のその後

ロスカットしたところが絶好のエントリーポイント。一度担がれてから下がって思った通りの方向にいく。あるあるのメンタルをやられてしまうパターンですね。LCしなければよかったのか・・・。

これは、置いていかれたくないという飛びつきエントリーの悪い癖です。気をつけても気をつけても、衝動でエントリーしてしまうんですね。

潜在意識が悪い癖を同じポイントで発動させてしまうんです。もう2度と同じ飛びつきエントリーはしないぞ!と自分に言い聞かせても、潜在意識が悪い癖を再びしつこくしつこく発生させてしまうのです。

なぜかというと、潜在意識は「無い」と「否定」の概念がありません。

例えば、「梅干しを想像するな!」と言われたらどうでしょうか?

思わず「梅干し」が頭の中に浮かびませんか?
そして、じわっと唾液が出てきませんか?
ご飯と一緒に食べたくなりませんか?

否定系の言葉を自分に言い聞かせても、潜在意識は理解してくれないのです。だから、「するな!」と言われると、逆に「する(してしまう)!」のです。これが潜在意識の働きです。

なので、私は悪い癖が発動することを無理に止めるのは逆効果なんだとある種諦めることにしたんですね。

潜在意識だから仕方ない。その代わり、同じことをやらかした時に、

「あっ。また同じことをやってしまった!軌道修正しよう!」と気付けるようになろう。「そうだ、これはまた落ち着かないといけないよ、と自分からのサインなんだ」と捉えることにしたんです。

そうすると、焦りの気持ちがある程度緩和されて、一回撤退して落ち着かせてからエントリーし直しができました。失敗を引きずらないメンタルにも少しずつなれたんですね。もちろん、完全体ではありませんよ。

これに気づく前は、なんであんなことをしてしまったんだ。本当にトレードのセンスがない。ダメな奴だなぁ。って自己嫌悪によくなっていました。

「飛びつきエントリーをしない!」と言い聞かせすぎるとやってしまいます。「飛びつきエントリーをしても、自分が焦っているサインと気づいて一呼吸おいて修正する」と言い聞かせましょう。

いいなと思ったら応援しよう!