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「トレードルールが守れない?」脳の仕組みから解決策を見つけてきました。

私たちの脳の仕組みとして、
何か行動をしたときに、その時の一連の動作が記憶されて
神経回路ができあがる。

例えば、自転車に乗る練習をしていて、
「倒れそうになった時、ハンドルを切り返すと倒れなかった」
といった行動が脳に記憶される。

すると、同じように自転車に乗って倒れそうになった時に、
意識しなくても脳がハンドルを切り返す記憶を呼び出して
倒れないように行動をとる。

つまり、同じ場面になった時に
意識しなくても脳がその記憶を呼び出して
効率よく行動をとるような仕組みができあがる。

さらに、その一連の動作の記憶に
快楽とか苦痛といった感情がプラスされると
よりよりその神経回路が太く強くできあがる。

こと、トレードとなるとお金のが絡む。
お金というのは、なかなかどうして
感情を揺り動かすエネルギーが凄まじい。

利確。損切り。
快楽。恐怖。
焦り。不安。
期待。執着心。

お金を得られるかもしれない、期待。
お金を失うかもしれない、恐怖。
それも一瞬で景色が変わるので
ハラハラドキドキが凄まじい。

ルールを守らずに、
待てずにエントリーしてしまった。
チキン利食いしてしまった。
損切りをしてしまった。

こういったトレードの行動と結果は
一連の動作として記憶されてしまっていて、
何回もやらかしてしまう。

LCを入れる前にドギャンと含み損をやられると、含み損の確定が怖くて指が動かなくなってしまう現象。

分かっているのにやってしまう、早すぎる倍プッシュのナンピン。

未だに株のデイトレやFXでエントリーのミスはやらかすし、
含み損を見るのは大嫌いで焦る。
利益が乗ってきても下がるんじゃないの?って不安になる。

分かっていても優位性のあるところまで
我慢我慢我慢ができなくて
体が勝手に「置いてかれたくない!」ってエントリーしてしまう。
含み損がプラスになったところでチキン利確してしまう。

それもこれも、ぜーんぶ
「感情と共に体が勝手に反応している」
これは脳の仕組みだから仕方ない。


では、お待ちかねの対処法だか3つ考えた。

① 脳の仕組みとして諦める。
② トレード記録に感情面も記録する。
③ トレード手法を1つに絞る。

①ズバリ!諦めてください。
悪い癖は脳の仕組みなので仕方ない。
認めることで吹っ切れます。
またやっちゃったな、テヘヘ!
くらいで、落ち込む必要はない。
自己否定は100%間違っている。
自分には向いてないな、ダメだな。は考えないこと。

②トレード記録に感情面も記録する。
これが自分を客観的に知るために一番効果的。
どのような場面で、どのような行動をやらかしているのか?
どのような感情があったのか?全部記録する。

私はデイトレノートに時間と思ったことや行動をメモしています。

記録したら次回のトレードで意識して行動を変えて
記憶を上書きしていく。

トレードをビデオに撮っておくとかでも良い。

すぐにその場で記録?する方法としては
トレード中の自分を実況中継するのも良いです。
言葉に出して実況中継する。

「はい、下がってきました。
反発でエントリーしたいです。
あ、急に上がっていきました。ここが底か?
置いてかれたくないので乗るべきか?
あああ、やめてくれ置いてかないでくれ〜ポチッ」

その後がどうなったかって?
ええ、下がりますとも。
もうダメだと思って損切りしたら上がりますとも。。。。

③ トレード手法を1つに絞り込む
この場面しか狙わない。
利幅はこれだけ、損切りはこれだけ。
1つだけに決める。
それだけ狙って、あとは気絶。コーヒーでも飲んどけ。
そうすることで、集中すべき課題はエントリーだけに絞れる。
利確と損切りはエントリーと同時注文。

さて、いかがだったかな?
エンジョイトレーディング!

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