見出し画像

人生を変えたのは「人生を変える〇〇」ではなかった。


世の中には「自己啓発本」というジャンルの本がありますよね?


「世界の1%のエリートだけが知ってる仕事術」
「勝手にお金が増える7つの習慣」
「20代で成功する人は茶色の革靴を履く」


みたいな感じのビジネス本だか自己啓発本だか、よくわからない内容の本って、本屋さんに行けば大抵並んでますよね?


※上記のタイトルは僕が勝手につけただけで実在する本ではありません。



そして、今回のタイトルである【人生を変えたのは「人生を変える〇〇」ではなかった。】は、上記の検索結果に出てくる記事のような内容に関するお話です。


僕の自己啓発本デビューは高校生か大学生くらいの頃でした。

僕のオトンが自己啓発本を好きなので、家のリビングによく置いてあったのを学生の頃に読んでたんですよね。

やっぱり、自己啓発本ってタイトルがキャッチーだし、つい手にとって見たくなる工夫がされてるんですよね。

そんなこんなで、僕自身も自己啓発本が好きで読み漁ってた時期がありました。
しまし、ある日ふと思ったんですよね。


「あれ、この話どっかで聞いたことある。。。」


まさしく、他の自己啓発本で書いてある内容とリンクする部分があったんですよね。
自己啓発本を読めば読むほどに「あ、この話って。。。」というのが増えてきて、気づいたんです。


「全部、言ってること一緒やん。」


なので、それ以来、自己啓発本を手にする機会は減りました。

しかし、しばらく経ってから違う視点を持つようになったんですね。


「本質は全部同じやけど、人によって色んな伝え方があるんやな。」

「自己啓発本から学ぶべきは”著者がどういう言葉を使って読者の感情を動かしてるか?”という部分やな。」


そんな、視点を持って読むようになったんですよ。
少し、ひねくれたモノの見方かも知れませんが、なんとなく僕はその方が健全な気がしています。


つまり、どういうことが言えるかというと「誰かの言葉を鵜呑みにしてる状態」というのは、自分の心にはあまり響いてなくて、消化出来てないんですよね。

だから、感動しても行動には移せない。


自己啓発本には、だいたい正しいことが書いてあります。
それを、そのままやれば、そりゃ成功するでしょ?みたいな内容が。

でも、ほとんどの人がそれを実行できないのはなぜか?
自分の中でその内容を消化できてないんですよね。



では、消化するというのはどういうことか?
それこそが”自分の頭で考える”ということだと思いました。

例えば、さっきの自己啓発本の話で言うと、僕は自己啓発本を読んでるときは全然、消化できてなかったんですよね。


「おおお、確かに確かに!その通りやなー!」


みたいな感じで、鵜呑みにしてる状態です。
しかし、ある時「ん、これどっかで聞いたことあるぞ。」となってから、自分の頭で考えて、出した答えが、


「自己啓発本から学ぶべきは”著者がどういう言葉を使って読者の感情を動かしてるか?”という部分やな。」


だったんですよね。
この自分なりの答えを出せて初めて”消化した”と言えるのではないのかなと。

消化できれば行動に移せるので、そこから人生は変わっていきますよね。


だから、僕のnoteもそうですし、誰かの言葉なんかもそうで、結局こんな言葉をいくら眺めて感動しても、人生なんて変わるわけないんですよ。


そういう言葉を数えきれないほど見て聞いて僕たちは生きてるんですから「感動した!」だけでは消化しきれないんです。


そこから、自分の頭で考えて出したモノこそが、自分の血となり肉となるので。



いいなと思ったら応援しよう!

ゴーゴーケンゴ
普段カンボジアのカフェで1杯3ドルのコーヒーを飲みながらnoteを書いてます😌受け取ったサポートは全てコーヒー代に充てさせて頂いてます。いつもサポートして頂いてる方に感謝です🙇‍♂️