
【そうだったのか】コンサルタントあるある
こんにちは。感染対策のためにやむなく休日も在宅に努めるネクラちゃんです。
今は論理のカケラもない私ですが、新卒はコンサル会社で働いていました。
お客さんとの打ち合わせが終わった帰り道に、「今日のミーティングで君のバリュー何かあった?」と言われ精神的に追い詰められていた時代が懐かしいです。
というわけで、今日はネクラちゃんの独断と偏見で、コンサルタントの生態について考察してみたいと思います。
就活生必見です。嘘です。
まずは仕事編。
コンサルタントが特に内部のミーティングで言いがちなのがこのセリフ。
伝家の宝刀「本質的なイシューは?」
ミーティングの冒頭でこういうセリフを吐くやつが大抵一人はいます。
論点や解決策が的を射てないような気がする時や、とりあえずミーティングを早く終わらせたいときに、このセリフを繰り出すことで「考えが足りませんでしたもう一度持ち帰らせてください」と相手を反省させミーティングを終了させることができます。
注意が必要なのは、本当に本質的な課題を捉えていないから言う人と、とりあえずもっともらしいことを言って頭をよく見せたいというカスみたいな人がいるということです。
冷静な見極めが必要です。
また、もう一つコンサルタントが言いがちなのがこちら。
「理由は三つある」信仰
3つも理由があればその主張は最もらしい、という不文律がコンサル業界では信仰されています。
大抵の人は理由が三つ思い浮かぶ前に「三つある」と発言し、二つ言うまでの間に最後の一つを考えています。
これからもしコンサルタントが「理由は三つある」というのを聞いたら、よく耳を傾けてみましょう。大抵の場合三つめはその前までに言った話のまとめだったり、しょうもない内容だったりします。
あと地味に腹が立つのがこちら。
ロジカルは正義。
コンサルタント界では「ロジカルじゃない=人間じゃない」みたいな雰囲気があるような気がします。
「どういうロジックなの?」と聞かれて論理的に答えられないということは人間以下であるということです。
お客さんに提案する内容は直感的に思いついたものであっても、そこに無理やりロジックを作り出す、ロジック地獄のような作業もあります。
あと個人的にめんどくさいなと思っていたのがこちら。
やたらと寝てないことを自慢してくる
自分は忙しくて仕事が集まってしょうがない重要人物。ということをアピールしたいのか、自分がどんなに過酷な状況で働いているかを自慢してくる人が多かったような気がします。
頭の良い人が多いはずですが、
寝てない = 就業時間内に仕事を終わらせる能力がない
という仮説には行き当らないんでしょうか。南無。
自慢と言えば、彼らは職業柄もアドバイスすることが好きな人種だったりします。
アドバイス下さいと言われると喜びを隠せない
本当は自分が持っている知識を語りたくてしょうがないものの、理性的な彼らは不要に後輩に絡んで嫌われることが怖いようです。「あの人おせっかいだし話長いよね(笑)」なんて言われたらたまりません。
でも本当は話したい。だからこそ、「アドバイスくれませんか」と言われた時の喜びはひとしおです。3時間しか寝られないような状況でも、しっかり時間を作って資料を用意してみっちり教えてくれるでしょう。
資料といえば、コンサルタントが作る資料って綺麗ですよね。
なぜなら彼らは、
パワポのオブジェクトずれてると眠れない病
コンサルタントの多くは、パワポのフォントサイズやタイトルの位置が揃ってないと気になって眠れないという病を罹患しています。ページ送りをしてテキストボックスの位置がずれているとか、耐えられません。
たまにお客さんのオブジェクトずれっずれ、フォントめっちゃめちゃ、色のトーンばらっばらの資料をみると、頼まれてもいないのに勝手に直したりしています。
あと地味に面白い現象としては
頭のいいルー大柴みたいなのがいる
※ルックアンドフィール・・・見た感じ(Look and feel)日本語で言った方が早い
※ヴェイグ・・・あいまい(Vague)
横文字を使うことが多い彼らですが、たまにそれが行き過ぎてルー大柴みたいになってる人がいます。
辛い仕事の合間に、ミーティング中に出てくる横文字を聞いて、それを書き留めひそかににたにたするのが唯一の楽しみでした。
つぎにちょっとだけプライベート編。
プライベートでもコンサルタントの彼らは面白い生態を発揮しています。
よく目にしたのが、
飲食店のメニューがMECEじゃないと突っ込まずにいられない
コンサルタントが恐らく最初の方に学ぶのが「MECEであること」。「モレなくだぶりなく」ってことですね。
例えば上のメニューだったらこんな風に書いてほしいわけです。
面倒くさいですね。
本当にどうでもいいです。
面倒くさいといえば、個人的に結構うんざりしたのが、
プライベートでもバリューという概念を持ち込んでくる奴
若いコンサルタントに多かったような気がします。言わば覚えたての言葉を使いたがる子供みたいなものでしょうね。
「今日の飲み会でのバリューゼロじゃん」とか、仕事後の飲み会で言われるとうんざりしたものです。
あとはコンサルのカップルなどで多かったのがこちらですね。
結婚式までのWBSを作成する
※WBS・・・スケジュール表
結婚式までのタスクリストや役割分担をExcelで整理しているコンサルの同僚は多かったような気がします。
結婚式だけでなく、結婚後の家事の分担表などを作っている人もいました。
プライベートでも効率的に、役割を明確化する。すばらしいです。
最後に皆さん、コンサルタントに人生相談をするときは気を付けてください。
相手を選ばないと高い確率で、
「で、どうなりたいの?」「●●ちゃんはどうしたいの?」みたいな本質的な問いをくりだしてきます。
私も以前、コンサルの同僚に仕事の愚痴を言っていたとき、
「結局ネクラちゃんはどうなりたいの?どうしたいの?」と聞かれ急にさめざめとしたのを覚えています。
彼らは悪気はないのです。
問題があったら、ありたい姿とのギャップを生んでいる本質的な課題を見つけて、解決したい。
あまりにもそれが徹底しているというそれだけのことなのです。
問題解決をするためにはまずありたい姿を聞かなければ話になりません。
明確な回答が欲しい時以外はコンサルに相談(愚痴)をするのはやめましょう。
というわけで今日もくだらないことをつらつらと書いてきました。
みなさんの周りにも、こういうコンサルいましたか?
これからコンサル業界を受けようという人は、自分にも当てはまる部分があるか考えてみるといいかもしれません。
これからもくだらないことを悶々と考えていきたいと思います。
ではでは、またね。
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