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ブレイブルー エントロピーエフェクト エンディング分岐について

 真エンディングに到達する手順はネット上ですぐに見つかりますが、他のエンディングに分岐する条件やストーリーについて書かれている記事が見当たらなかったため、ここに書き残しておきます。
 とりあえず一番良いエンディングを見てみたいという方は先達者の書かれた素晴らしいガイドを参照してください。ネタバレを避けつつ手順のみが記されています。

 こちらのガイドが無ければ私もエンディングにたどり着けることはありませんでしたので、この場を借りて記事を公開してくださった方にお礼を。ありがとうございます。

 また、今作(以下BBEE)ではストーリー進行の基礎中の基礎とも言える要素が少々わかりづらくなっているためここで補足しておきます。
 BBEEでは意識訓練(ステージを進めてボスを倒すアレ)を行うことで事象のカケラを集めて2F左端の球体に渡し、過去の記録映像のようなものをアンロックしていくことでストーリーが進行する仕組みになっています。

右下の四角いマークが今回のランでドロップしたカケラ

 2~3つ集めることで新たな記録がアンロックでき、かつアンロックすることが新たなカケラの入手条件になっているので、訓練を終えて拠点に戻るたびに球体の元へ足を運ぶことを忘れずに。
 この仕組みに一切触れずにメインの依頼を進めると「事象にまったく触れなかったルート」という結末に辿り着くことになります(筆者の一週目はそうなりました)

 加えてもうひとつ、メニュー -> 情報にガイドのボイスメッセージが届く仕組みがあり、これに返信することが一部ルートの条件になっています。
 返信できるタイミングは限られているのでこまめにチェックしましょう。

上述の記事で"ガイドに返信"とあるのはこのこと

※以下はストーリー中盤までのネタバレを含むためご注意ください。
 
いずれかのルートで一度エンディングに到達してからご覧になることをおすすめします。
 この記事をご覧になられている方が気になっている情報だと思うので先に書いておきますが、全てのエンディングを見てもストーリー上におけるブレイブルー本編との接点は毛ほどの匂わせも無く一切ありませんので、残念ですがそれを求められている方はなぜかBBのキャラが使える謎の新作として遊ぶのがよろしいかと思います。


おおまかなあらすじ

 "事象"の記録は断片的な内容であるうえ、時系列順ではないためストーリーが少々わかりづらくなっているのでここで中盤までのおさらいをしておきます。

 遠い未来、人類に対する強い殺傷力を持つエントロピー粒子が発生し、地上に満ちた。
 エントロピー粒子の境界が海面が上昇するように大地を浸食し続けたため、人類は標高の高い土地への退避を余儀なくされ、空に都市(スカイシティ)を築いて最後の砦とした。

 資源の枯渇による人口減少により追い詰められた人類は対抗策を練った。
 アイン教授ゾエの所属するスカイスアイズの研究により、エントロピー粒子は人類の脳に膨大な情報を送り込んでオーバーロードを起こすことで死に至らしめることが明らかになり、ふたつの計画が立案される。
 ひとつは訓練によって意識強度を高めることで粒子に対抗しうる人間を産み出し、地上に戻ることを目指す意識訓練計画。
 もうひとつはアイン教授の立案した、一握りのエリートのみを宇宙に脱出させ人類を存続させる計画。
 スカイシティのリーダー、マースはふたつにひとつの選択を迫られ、スカイスアイズによる意識訓練に望みを託すことを決断し、ACE計画と名付ける。

 ACE訓練計画は速やかに実行に移されたが、どれだけの訓練を行っても個人の脳では粒子に耐えられない事実が明らかとなる。
 意識強度を高める計画は、残存人類の意識をひとつに繋ぎ、集合意識となることで粒子に対抗する計画へと秘密裏に変更された。
 
 アイン教授の愛弟子であるエレンはこの計画に反対し、なんとしても阻止するための行動にでる。
 意識訓練に接続する端末に信管を仕込み、サーバーを破壊する計画だ。
 しかしスカイスアイズの介入によって、信管を仕込まれた端末はプレイヤーであるあなたの手に渡ることになった。

 端末の行方を突き止めたエレンは仲間のガイドによってあなたを計画に誘導し、サーバーの破壊を遂行しようとするが…

 以上がBlazblue Entropy Effectの中盤までのストーリーです。
 これを踏まえると、どんな行動をすればどの結末に辿り着くのかわかりやすくなると思います。要するに誰の味方をして誰に手を貸すかと言うことですね。

エンディングの種類と条件

 BBEEには5つの結末が用意されていますが、複数のルートで共通する重大な注意事項があります。
 最後の意識送信を行う前に22個の事象を収集し、最終的な決断を下すというものです。
 これをスルーすると実績に記録されない"真相に辿り着かなかった"ルートになってしまいます。
 具体的には最後の言葉完了後、意識送信VIが受注可能になったタイミングでメインクエストの進行を止め、事象を集めましょう。

ここがターニングポイント。
受注した時点でエンディングが決定する

最初の人(Zoeエンド)

 Marvin(3Fのルーフにいる悲しそうなロボット)にZoeが生きているとウソをつき、その場合のみ入手可能な"録音02”を見て最後の意識送信を終えるとこのエンディングになります。このルートではそれ以上の事象集めは不要です。
 検証していませんが、内容的にMarvinにウソをつくと自動的にこのルートになるような気がします。他のルートに進みたい場合は真実を告げましょう。

 ゲーム内実績の"全貌を知る"を獲得するためにはこのルートに進んだ上でエンディング後に残りの事象を収集する必要があります(他のルートだと22種類で止まります)。
 実績を埋めたい方は最後にするのが良いかも。

ヒナドリの羽ばたき

 数回出現する重大な選択肢において、ガイドに協力し、CAM(頭が三角形のカッコいいあの人)に手を貸さない選択をする。
 エレンの計画に乗ってサーバーとACE計画を破壊するエンディング。
 記事の冒頭で触れたガイドへの返信が必須条件なので注意。

進化の時

 CAMに協力し、ガイドと手を切る。
 ACE計画を完遂して集合意識化するエンディング。

無限の宇宙

 真エンディングやトゥルーエンディングと呼ばれているもの。
 MarvinにZoeが死んだ事実を伝え、ガイドCAMに友好的な姿勢で第三の計画について話すとこのエンディング。
 手順については冒頭の別記事を参照してください。いったいなにが起こるのかは自分の目で確かめてみよう。




※ネタバレ 真エンディングの自分なりの解釈

 見たけどよくわからなかった方向けに、おそらくこういうことかなという自分なりの理解を書き留めておきます。

 エントロピー粒子は意志と膨大な記憶を持っており、アイン博士がインターフェイスを通じて粒子と対話を行うことができるようにしたものが"事象"を見せてくれる球体。
 プレイヤーが球体と対話できるのは端末に仕込まれたOphanim(バックドア的なもの)の影響。

 粒子は三次元では無く四次元の性質をもった存在である(時間を超越している。他のエンディングを迎えると事象"TIME"で表示されている数字がひとつ進むのは、おそらく世界線か試行回数がひとつ増えたという示唆)ため、未来もしくは別の世界線の知識を取り出すことで人類は星間航行の技術を手に入れた。

 プレイヤーだけが結末を変えられたのは、VR世界を通じてループしていた世界の"外"から介入できたため…というのがこのエンディングなのかなと思ってます。

地続きの世界観ではないけど 粒子が"蒼"や魔素にちょっと似ていたり
タイムループしてるぽかったりするのが一応のブレイブルー要素なのかな…?

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