逆風を乗り越えろ!クリーニング店の営業努力と工夫
こんにちは!! くにみつクリーナーの店長、國光 剣です♪ 今日はちょっと真面目なお話をしようと思いますが、最近ニュースでよく耳にすることがありますね。AIがどんどん進化して、なんでも自動化されていく時代です。でも、そんな中で僕たちみたいな「手仕事」に頼る業種はどうなっていくんだろう?って、クリーニング業界も考えずにはいられません。
特に、この数十年でクリーニング店の数が激減しているのをご存知ですか?バブル期には「少し着たらクリーニング」なんて時代もあったのに、今では毎年何千もの店が閉店に追い込まれています。まさに生き残りをかけた戦いなんです。
逆風の正体
ライフスタイルの変化: 昔はドライクリーニングが欠かせなかったスーツやワンピース、今は家庭用洗濯機でササッと洗える素材の服が増えました。だから「クリーニング?必要ないかも」って思われることも多いんです。でも、本当にそれでいいのでしょうか?大事な服こそ、プロの手に預ける価値があるんですよ。
コロナ禍の影響: あのパンデミックでみんなが家にこもる生活が続きました。外出しない、仕事もリモート…結果として、クリーニングの需要が一気に冷え込んでしまったんです。店に立っていても、お客さんが全然来ない日々が続きました。「今日もゼロか…」なんて時もありましたね。
経営者の高齢化: クリーニング業を続けている経営者の年齢層が高くなってきているのも現実です。70歳以上の経営者が全体の42%というデータもあり、後継者がいないまま閉店するケースも少なくありません。実は私も、次の世代にバトンを渡すべきなのか悩んでいるところです。
営業努力と工夫
こういった逆風が吹く中でも、諦めるわけにはいきません!私たちクリーニング業者は、それぞれの強みを活かして生き残りを図っています。
値上げの理由: 「最近クリーニング代が高くなった」と感じる方も多いかもしれませんが、これは単なる経費の増加だけじゃないんです。私たちは技術の向上や最新の設備を導入することで、サービスの質を向上させています。服をただキレイにするだけでなく、長く着られるようにする「服の健康管理」も含まれているんですよ。
得意分野のアピール: 特殊素材のクリーニングや高級スーツなど、得意分野をアピールすることで他店との差別化を図っています。特に、お気に入りの一点ものや、思い出が詰まった服はプロにお任せいただきたいです。「これ、どうしたらいいかわからない…」という場合こそ、ぜひご相談ください。
ネットでの情報発信: 現代はやはりSNSの時代。クリーニング業界もオンラインでの情報発信が不可欠です。私もブログやインスタで日々の工夫やサービス内容を発信しているんです。これからも新しいお客様に私たちの仕事を知ってもらいたいです。
まとめ
クリーニング業界は確かに厳しい状況にありますが、だからこそ今、私たち一人一人が自分の仕事に誇りを持って頑張らないといけないと思っています。私が日々心がけているのは、「お客様の大切な服を預かる」という責任感です。そしてその服に新しい命を吹き込むことが、私たちクリーニング店の使命だと思っています。