ココナッツ、食べるのは嫌い。①
はじめてのnote。
何から書けばいいやら。
長くなりそうな予感はしている。
とりあえず、読んでもらえたら嬉しいです。
私は海の見える素敵な街に暮らす女子大生。
今住んでる部屋は、ベランダから空がよく見えてとっても気に入ってるし、友達も近くに住んでいるし、なんの不自由もなく暮らしている。
でも、ずっと違和感を感じていた。
それは、大学でやっている勉強について。
私がやりたいのはこういうことじゃないと、いつもどこかで、思っていた。
(なんの勉強をしているかは、ここでは重要でないので書かない。)
ならやめてしまえよ、なんて聞こえてきそうだけれど、やめる勇気もなかった。
次にやりたいことが明確じゃないから。
そう、次にやりたいことが明確で、道さえ見つかれば私はいつだってここを飛び出したいと思っていたのだ。
だから私は、色々なボランティアに参加してみた。
その中で、子どもたちとのキャンプが楽しくて仕方ないことに気づいた。
私は、子どものとき、キャンプをする団体に入れてもらっていた。
ずっと憧れていたスタッフがいて、私も大きくなったらいつかスタッフになって、と考えていた。
実際高校生になって、スタッフをやってみると想像以上にうまくいかなくて、無理だと思った。キャンプ自体は楽しいけれど、向いていない。子どもたちに迷惑をかけている気がしていた。
その頃のメモには、できなかったことばかり書いてあった。
早々に諦めてしまったが、大学生になってふと、別の場所でもう一度キャンプに参加してみようと思った。
それは、私にとって本当に素晴らしい選択であった。
参加したキャンプの当時の代表は、私が自分で決めていた限界を取り除いてくれた。
もしかしたら、私にもできるのかもしれない、もっとやってみたい、と思わせてくれた。
私が高校生の時できなかったことのメモ、それはたった1回のキャンプで、できることに変わっていた。
そうして、本当にしたいことはキャンプだ、と気づいたのはいいけれど、そこから何も進まなかった。
大学で感じている、「私がやりたいのはこういうことではない」感も、健在であった。
キャンプがやりたいから、大学をやめる?
…それだけでいいなら、もっと前にやめている。
目の前の勉強をとりあえず頑張れ?
…目の前の勉強が、私にとって重要だろうか。
私はずっともやもやとしていた。
しかし先日、転機が訪れた。