エピソード6 惰
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今日は特に何もなかった。
洗濯槽クリーナーで洗濯機を洗ったけど
茶色いカピカピは浮いてこなかった。
シーツも洗ったし掃除もした。
でも特にこれといった何かがあった訳ではない。
本は読んでた。
穂村弘さんの「君がいない夜のご飯」という
エッセイ集の中に「味覚の終着点」という
エピソードががあった。
エスニック料理屋さんで謎のスープを飲んだところ
口から火を吹きそうな程辛くて困っている筆者に
外国人の店員さんが「ベンキョウデス」と言った話。
えっ、と思ったけど確かに間違ってなくて、
例えば初めてコーラを飲んだ人はさぞびっくりした
だろうし、それを美味しいと思うためにはかなりの
経験、つまり脳みそと舌の勉強が必要なはず。
新しい味覚の最大のファクターは年齢だろう、
味の上書きができなくなった時が
味の終着点かもしれない、と。
味の上書きで言えばわたしは初めて紫芋を見た時、
それはそれはもう戸惑った。だってさつま芋って
外が紫で、中が黄色いはずだから。それにわたしは
当時紫色という色にも苦手意識があった。
毒っぽくないですか。悪の組織っぽくもあるし。
同じように紫キャベツとかあいつは絶対悪いよ。
緑のキャベツを己の我の強さで乗っ取ってるんだ
かわいそうに。その我の強さを出すことで毒が出てる、
だから口に入れるべきものではないと思っていた。
多分〇〇は何色!という固定概念があるから
わたしの中でこういうことが起きる。よくない。
次第にこういう色もあるということに慣れると
すんなり生活に馴染んでくれるので最近はまぁ、
普通に食べられるようになった。
わたしの味の終着点はまだ先のようだ。
これからも「こういうものもある」という心と
視野を広く持ちたいので、知識はある程度必要である。
そんな感じです。
そろそろ辛い。
ーー食べたものーー
朝 おにぎり お味噌汁
昼 ウーバーイーツで頼んだモスバーガー
(どうしても食べたくなった)
夜 おにぎり お味噌汁 赤玉ねぎの酸っぱいやつ
スパイスキャベツ ぶどう
タンパク質が明らかに不足している。
休み中に筋肉量を減らしたくない…
(別に鍛えてるとかじゃなくキープを目的としている)
(老後への備え)(筋肉貯金)
あと普段めちゃくちゃ甘いものがたべたくなって
ずーっとチョコやらなんやら食べてるけど、
家にずっといる今全くおやつを欲しない。
ということはあのおやつ欲の原因は絶対ストレス。