三月某日 レコードだっていいじゃない

えっもう2月終わったんですか!?わたしの記憶ではとうとう1度もnoteを更新しないままに、新しい月を迎えてしまいました。亡き2月に合掌。

……よもや、と思い確認したら、1件だけ投稿してましたね。忘れられた書き物に、再び合掌。

あんなに威勢の良かった冬も何処となく落ち着いて、舞台袖からチラチラと春が顔を見せる季節になりました。例によって花粉症の煽りを食って、なんとなくボーッとフワーッとしております。さもありなん。

閑話休題。先日友人から面白い言葉を教わりました。
日常生活における予期せぬ出来事を、「ノイズ」と言うんだそうです。そう、あのノイズ。イヤホンが断線しかけてるときの、あれ。
雑音、と言われるとなんだかネガティブな印象ですが、彼曰く敢えてその「ノイズ」を持つために、不確定性を保つための余白をとっておくんだそうです。(以前彼は「余白」のことを「バッファ」と呼んでいました。聞き慣れない言葉はいくらでも湧いてきます。)

現代を生きる我々は、何かにつけてより整ったもの、無駄のないものを追い求めてしまいます。ノイズは少なく、音質は出来るだけ良い方が、ちょっと高いけどハイレゾがいいな。なんにつけてもなるべくアクシデントは起こさず、計画とのズレもない方がいいよね、なんて具合に。

でも、だからこそ、敢えて「ノイズ」を楽しむような、そんな余裕を持った人間でありたいものです。

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