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tomotaka2018
応援すると言うこと。
4年生の長男が年長の時、サッカー教室のお友達に誘われて初めてサッカーの大会に参加しました。
楽しそうと軽い気持ちで参加した私は、会場に着き子供たちの実力の高さと、親の熱心さに驚きました。サッカー教室で楽しくワイワイやっている雰囲気とは全く違う空気感に場違いでは?と焦った事を覚えています。
試合が始まると「走れ‼︎そこで守れ‼︎」「どこに蹴ってんだ‼︎」「休むな‼︎」など、厳しい指示がとんでいます。怒号の様な声も聞こえました。
スポーツに縁がなかった私は、
「そうか。私も息子にどう動くか伝えなければ」
と夢中で周りの親に負けじと声をかけ、息子のチームは準優勝しました。
しかし、それから数日経っても、あの怒号が頭から離れず、私の胸はチクチクとしていました。私は息子を応援したのかな。息子が周りの足手纏いにならない様に、迷惑をかけない様にと思いで、応援じゃなく指示をしてしまったのではないか。サッカーをするのは息子なのに。
それから私は息子のサッカーは応援するだけと決めた。プレーについて口出しはしない。
あれから4年経ったけどまだ破られてません。
息子がサッカーを始めてから、気付かされた事考えさせらる事が沢山ある。スポーツってすごいな。
私が思う応援するとはなんだろう。
失敗したり落ち込んだ時は好きなご飯を
作る事。サッカー後のカレーは最高らしい。
周りと比べずに息子の成長を見守る事かな。
きっと私が息子に出来る事って何も無いし
必要ないのかも。