将来の自分への備忘録1【お金】
現在、27歳フリーター。
ここ1年間は、自転車で5000kmの旅をしたり、ありとあらゆるバイトを経験したりしてきた。経験値の恩恵の裏腹に「お金」については沢山失敗してしまった。※現在も絶賛金がない笑。
そこで以下の内容を備忘録として自分に贈る。
今回の話に関わるので、自分のキャリアプランを少し話した上で金策を話したい。
4年間、会社員として働き、これからまた一般企業に就職予定。
只、永続勤務するというよりは、都度都度タイミングがあればキャリアアップ転職をしていきたい。長い目では、個人事業主やフリーランスとして組織に属さない働き方をする可能性も考えている。
また日本の年金制度で老後に上手くお金を回収できると思えないので、
自分で貯蓄することが必要だと思っている。
退職金や年金の代わりにとしてideco加入の上、資金運用したい。※今はフリーターでお金がないので就職が決まったら。
ideco加入によるメリットは主に3点。気を付けるべき出口戦略も記す。
【メリット】
①掛け金(積み立て金)が全額所得控除。
⇒idecoに月々積み立てる金額分、元々給料(所得)が少なかったものと考えて所得税が減額される。
②利息・運用益が非課税。
⇒idecoで運用した資金自体又は運用資金で得た利息についても課税されない。※月数百円程の運用手数料があるらしい!?が微額なので今回不問。
③退職金として(運用資金を排出する)受け取ることで、退職所得控除を受けられる。
年金受取として分割受け取りではなく、一時金として一括で受け取る(退職金)ことで退職控除が効く。
退職控除の適応額は計算式(運用期間で変わる)があるので、自分の加入・運用期間を見積もってどのくらいお得になるか考えると尚よい。
【デメリット】
①60歳まで受け取れない。
②あくまで投資なので運用の仕方次第で元本割れ(運用に使った金額より減額)する可能性あり。
③NISAや投資信託より掛け金の変更や中止の手続きが面倒。
※NISAとかはスマホやスマホやネットでちゃちゃっと変更できるらしい。
デメリットは他にもあるらしいが、私は上記3点が重要と考えた。
ここでidecoの重要な出口戦略ですが、退職控除額とidecoの一括受取金(退職金扱い)の大小を把握しておくこと。
退職控除額は、現在では①②どちらかになる。①加入年数×40万(加入20年以内)が控除額。②800万円+70万×(加入年数-20年)。
これをもとに、退職控除額を計算して自分が将来ideco一時金受け取り時にどのくらい税を払うかシュミレーションが大切。
掛け金をidecoに投げたとき、運用や利益獲得時には課税がほとんどない分、
最後の受取時に課税がかかることは注意すべきだ。NISAや他の金融商品では
利益額のみに課税がかかる場合が多いらしいが、idecoの場合は元本(運用資金)+利益額といった全額が課税対象になる。しかし、メリット③の退職控除の使い方によってはお得に資金運用ができ、やっぱり節税になるので使い方次第だ。ちなみに運用期間が長いほど、控除額が大きくなり課税がすくなくなるのでお得。
ちなみにフリーランス・個人事業主、小規模企業の経営者や役員向けの積み立て退職金制度として小規模企業共済というものもあるので、興味があればお調べください。
こう考えるとやっぱり、金融商品は長期的に運用することが一番確実に利益を得られるし、凡人にもできる得策だろう。
あとは金融商品の課税や制度諸々が結構早いスパンで変化するよう(時代の変化が激しいからなのか)なので常に自分が情報を仕入れる努力は怠れなさそうだ。
情報が多いし入手しやすい、このご時世だけど、常に情報を入手し続けなければいけないのもまた大変だと思うなあ。
【参照サイト】
絶対に役立つiDeCoの出口戦略~退職金は自分で作ろう!!~一時金受け取り、年金受け取り、退職所得控除について説明します‼ - YouTube
新NISAよりiDeCoを優先した方がいい理由話します - YouTube
退職金とiDeCo満了時の給付金、受取る順序をミスったら税制優遇されず節税出来ません!損しないiDeCoの受取り方について現役税理士が解説します。 - YouTube
上記、配信者様、有益な情報発信ありがとうございます。
恐縮ですがURLを記載させて頂いております。