ウチの娘は彼氏ができない‼︎ 第10話(終)王子様を待ってられない
碧は漱石の異動を小西から聞かされるのでした。ここで碧は漱石が、自分が嫌で移動希望だしたのかと言い出します。そんなストレートに聞いちゃうのか! 漱石はそうじゃないと否定し、碧は小さな女の子になるといい出します。
漱石って感受性豊かなことをいう。これはよい編集者。作家のイマジネーションを刺激するんですね。だって碧は、昔から一人になるのが怖くて明るく振る舞ってると本音を語り出しちゃいます。
そんな碧は、一ノ瀬風雅から沖縄に来るよう言われたそうです。流木でリゾートホテルの内装をする仕事を頼まれた。三年間。住む家も格安で確保するってさ。
すると漱石は、ニューヨークについてこないかと言い出すのでした。
碧のモテ期
碧はモテ期に入ったと、ゴンちゃんのいるおだやに来て浮かれ騒ぎ、俊一郎のファッションまで褒めてます。ゴンちゃんはムッとしてる。ジャストナウモテ期! 風雅と漱石どっちにしよー!
なんかこのドラマすごいぞ? 娘に彼氏できる話が母がモテ期に入ってるぞ。
このあと、そんなモテ期の母は、空にどちらがいいかと持ちかけます。空はしらけてついていく前提になっているという。ついていかないというと碧は光くんがいるからかと言ってしまう。そして毒親発言を反省します。おだや親子は同居しているけど、それはさておきそろそろ自立するもんだと空は言い出します、
自分で稼ぐんだ、と。
ここ重要。というのも、光と結婚してお嫁さんになるの♪ ではなく、稼ぐという自立です。
さて、イライラゴンちゃんは銭湯で流木トークをする風雅を見つけてしまいます。力強く、自分の世界がある風雅は番台のおばちゃんを惹きつけてしまう。ゴンちゃんはフルーツ牛乳を頼んで風雅の隣に座り、思い切り敵意を燃やします。
さて、光は漫画のネームばかりで大学のノートすら取ってない。空にコピーしたいと頼みます。空は光に母ちゃんのモテ期を話すのでした。もうこれ、空は光と心分け合ってる。
漱石はおだやでサリーと俊一郎のラブラブを見てしまう。そのうえで漱石はニューヨーク行きを伝えます。だからこそおでんを食べに来たんだって。このあとサリーはきっぱりと、漱石への気持ちはないと俊一郎に言い切ります。けれども、俊一郎は忘れられない方が正しいという。そういうものだとサリーに理解を示そうとします。
サリーはそういうところが好きなんでしょうね。心の機微をすくいとるというか。漱石は碧タイプから創造性を引き出すけど、サリーからはできないのでしょう。
そんな碧は、原稿ができて寝ることができる。そして悩む。
モテ期……からかわれているだけ?
そんな水無瀬家に、光がやってきます。そして空は母ちゃんのことが大好きだと告げるのです。
男二人の愛よりも母と娘のほうが信じられるってことかも?
ここから先は
『ウチの娘は彼氏ができない』レビュー
『ウチの娘は彼氏ができない』のレビューです。レビュアー・武者震之助名義で、『半分,青い。』レビューにおいて北川悦吏子氏より好評をいただいて…
よろしければご支援よろしくお願いします。ライターとして、あなたの力が必要です!