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“Game of Thrones: Tale of Crows”が渋い!
Apple Arcadeの“Game of Thrones: Tale of Crows”を遊んでいます。ドラマもデベロッパーもReignsシリーズを作っていて、好きです。とはいえ、これはありなのか?……と困惑中。
あの世界観で、冥夜の守り人総帥となり、イベントをこなしてく。ジョン・スノウが998代目ということを考えると、飛ばし飛ばしではあるのでしょう。
でもこれ……よく日本語版があると言いますか。難易度高いぞ?
・原作を知らないと当然のことながら厳しい。ホワイトウォーカーとか説明出てこないし!
・時系列前のイベントを知らないと厳しい。そういうことを描いたガイドは、あまり日本語訳がなかったような……。竜の舞踏、ブラックファイアの叛乱あたり厳しいでしょうに。そのあたりはスピンオフに期待だ!(と言いつつ、制作発表だけで止まってばかりですが)
・フォントが小さい。英語版を踏まえたデザインを大幅に変えていないためか、iPhoneだと読みにくい。
・翻訳もそもそもかなり難しいはず。細かなニュアンスが厳しいのでは?
これはもしかして、英語版の方がよいのでは? そう思い、切り替えたら遊びやすくなりました。英語版の方が断然とっつきやすいというのは、原作『氷と炎の歌』翻訳がもめたこともあったのかも。あのシリーズは途中で翻訳者が交代し、その時に固有名詞を変えるというややこしいことをして、荒れに荒れたのです。ドラマ版は変更後準拠ですが、個人的には変更前が好みなので、いっそ英語のまんまの方が楽なこともあるんですよ。そういう特殊な事情がありましてね。
グラフィックはシンプルで綺麗で、くるっと回せて、世界観がとてもよく出ていて素晴らしい。音楽やSEも好みです。キャラクターグラフィックがなく、家紋表示のみ。性質もごく短く数語であらわされるだけで、黒衣を着た兄弟が駒のようにそっけないところも、しんしんと冷たくてよい味を出しています。総帥というのは、酷寒の中、死んでゆく仲間に厳しい命令を出すことも責務なのだとしみじみと思えるのです。
そういう意味でGoT関連ゲームでもかなり良い出来だとは思えます。
といっても、前述の通り、ドラマや原作読破したヘビーなファンでないと厳しいのではないかと思う次第です。ハードルがここまで高いゲームが、よく日本語版あるものだと感心してはおります。
英語で切り替えると「遊んでない、勉強です!」と誤魔化せるからよいかもしれない。ええ、これは英語の勉強なんです。遊んでないよ!
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