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はじめまして、こんにちは!今後のこと

 はじめまして、あるいはこんにちは。管理人の小檜山青です。
 『武将ジャパン』に提出ならびに提案したものの、掲載が不適切とされた記事を中心に掲載してゆきます。武将列伝のようなものもあれば、フィクション解析のようなファンサイト考察系のものもございます。
 noteを始めるにあたり、開設したものの長いこと更新できておりませんでした。今後は頻繁に更新していきたいと思います。

 歴史系ポータルサイトは複数ありますが、大半は日本史、しかも戦国と幕末を中心としています。
 なぜか? アクセスが稼げるから。逆に言えば、それ以外の記事は提案したところで通りにくく、好きな方がブログでやるしかない。そういう状況でした。
 果たしてそれはニーズに応じられているのでしょうか? 韓国ドラマや中国ドラマにどっぷりハマった友人から、こんな説明を求められることがあります。
「科挙ってなんだっけ?」
「宦官ってどういうこと?」
 それは……説明はできるけれど、長くなってしまう。だからといって、本をすすめるにしてもハードルが高い。
せっかくこれだけネットがあるからには、そういうものを使えないかどうか。韓流や華流ドラマにハマった人が歴史に興味を持つとか。
 シェイクスピア劇にハマったトム・ヒドルストンファンやカンバーバッチファンとか。
 そういう方に届くことを書きたいのですが、なかなか理解が得られないところはあります。そういう需要に応じていければと思います。

2020年代にあった価値観を考える
 これも韓流や華流、海外ドラマファンの方を見ていて思ったことがあります。日本のドラマもそうです。ジェンダー観や価値観を変えていく流れはあるし、その方がむしろ見ていて心地よいのに、日本のニュースや報道ではついていけないことがある。
 一例として、『麒麟がくる』の帰蝶をあげます。
 戦国時代の女があんなに賢いはずがないとか。厚かましいとか。でしゃばっているとか。SNSの投稿を切りはりして、大仰に書き立て、見出しをつけたニュースがありました。
 どうしてそういうニュースが配信されるのか? アクセス稼ぎです。
 帰蝶のような女性像に反発を感じる書き手が、そういう読み手の意図をふまえて先回りして配信すれば良いのです。ドラマの感想系ニュースは、SNS投稿を切って貼った租税濫造が多く、それがドラマの価値誘導にもつながっていることを感じます。海外の私が読める範囲ではあまりなく、かつ有害であるとも感じることがあるのです。
 そういう偏見をなくし、現代にあった価値観を、歴史的な観点からも考察してゆきたい。そう願っています。

唐寅は依頼リストにこう表紙をつけた「利市」
 私が好きな中国の文人に、唐寅(とういん)がおります。彼は科挙の不正冤罪に巻き込まれ、受験資格を停止される憂き目に遭遇しました。彼は科挙の夢は諦めると、依頼を受けて文章、絵画、書道をこなし、その利益で食べていくことにしました。その依頼リストに「利市」と書きました。
 大福帳、売上リストという意味です。
「俺ァ、文章を売って生きていくぞ!」
 実家が塩商人であった彼らしい割り切りです。この唐寅の逸話を考えて、自分なりに試してみることにしました。noteの特徴は、ブログのようなアフィリエイトとは違う。アクセス数を闇雲に稼ぐのではなく、必要な情報を依頼に応じて届けることが大切なのです。
 そこで、私は質問やリクエストを受け付けることにしました。どんなものが応対できるか、今リストを作っています。
 範囲は日本史のみならず、東洋史や西洋史も書いていきたいところです。アメリカ史あたりはちょっと難しいとは思いますが。
 有料記事にお金を払っていただきたいことは確かです。
 のみならず、できればクリエイターとして応援していただければ大変助かります。収益の道を探ってゆきます。

世の中をちょっとでもよくなるようにする
 もちろん、お金は大事です。売文屋と呼ばれようが、投げ銭をせびっていると言われようが、それはそれなのです。しかし、やるからには世の中をよりよくしたいと考えています。
 歴史的なことだけ書けばいいのに、政治的な話だの、倫理だの、そんなものは不要だとは言われる。突っ込まれる。ハッキリ言って面倒くさいことは確かです。
 だからといって、そこから逃げていたらそこまで。黙っていることは隷従で、何もよくはなりません。
 自分にできる世の中をよりよくすることを、考えていきたいと思います。

今後の予定……
歴史系書評
某中国時代劇について
『陳情令』関連
中国史でボーイズラブを書くまたは描くとしたら? 時代考証してみます(R18)
『ゴールデンカムイ』の没考察原稿
その他漫画の考察(『進撃の巨人』は書きます)
大河ドラマ、朝ドラの人物考察

海外を含めた読者の皆様へ
 日本語でしか書いておりませんが、ご容赦ください。私はこのブログ記事を、英語または中国語(簡体字、繁体字)に翻訳される方に協力します。金銭的な負担はありません。翻訳を通して、海外に知識が広まれば幸いです。
 歴史へのアプローチそのものの、日本独自、それもよろしくない傾向があると最近しみじみと感じています。そこまで含めて、書いていければと思うのです。
 Twitterアカウントへのダイレクトメッセージやコメントにおいて、リクエストは受け付けます。ならびに荒らし、誹謗中傷には断固対応をしていきますので、ご理解ください。


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小檜山青 Sei KOBIYAMA
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