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『水都百景録』を楽しもう「もっと知られていていい馮夢龍」

夢は世界史の教科書に馮夢龍の名が載ることー 東大随一の蔵書家・大木康教授インタビュー - 東大新聞オンライン https://www.todaishimbun.org/kyojyuhondana_20240117/

 こんな記事があります。大木先生の本はおすすめです。

日本文学史に偉大な足跡を刻んでいるのに知られていない!

 今年の大河ドラマは『光る君へ』です。この時代の平安貴族は白居易が大好き。『白氏文集』はマストアイテムです。白居易本人も日本での認識を認識していたそうですよ。
 彼の作風は明るくロマンチックで読みやすい。そのため本国でも大ヒット氏、日本でも愛されたわけですね。
 
 そんな彼についてはまたあとにしまして、馮夢龍です。余談ですが『水都百景録』では「ふうむりゅう」とルビがついていて、それで間違いではありません。しかし「ふうぼうりょう」という読み方もあります。日本では漢字の読み方は時代によって変わることがあります。たとえば「明」は「メイ」と読むわけですが、王朝名の場合は「ミン」になります。最新の読み方を適用しようとしてそうなってしまうと。めんどくさいですねえ。『文選』だって「ブンセン」でだめなのかって思うじゃないですか。

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