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『水都百景録』を楽しもう「『光る君へ』は中国史好きにもおすすめ」
2024年大河ドラマ『光る君へ』は、『水都百景録』の知府さまにのおすすめできます。
美しき文房四宝!
ローディング画面に表示される「文房四宝を用意しています」という文字。筆紙墨硯をさします。徽州府の徽商たちが売り捌く品でもあります。
文房では必須の品であり、絵を書くにせよ、字を描くにせよ、必須の品です。『光る君へ』の貴公子たちも、ヒロインであるまひろ(紫式部の劇中名)も、文房四宝にはこだわりがあります。
例年の大河ドラマ以上に気合が入っている今年。その美しさにご注目ください。まひろはそのへんの石を彫ったような質素な硯を用いておりますが、上級貴族となれば大きく立派な硯をデンと机に置いて使っております。文房四宝のうち三つは消耗品ですが、硯は半永久的に使えます。そのためこだわると高価なものとなり、プレゼントに最適です。
これだけお高い文房四宝をじっくりと見られる機会はそうそうありません。目に焼き付けましょう!
洛陽の紙価高し
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