夜に目が覚めてしまっても

作詞：コヨーテ

朝　目を覚ますと　
生きている時間を刻んでいる気がした
昼　手を洗うと　
流れていく時間に触れている気がした
ふと　目を擦ると　
ぼやけているピントが合わせられた気がした

そうやって世界を今日も生きて　ゆく

無意識のうちに　下向いてたら　
まずは好きなこと　考えてみよう

夕方がまだ先に感じたら　
背中を伸ばしてみよう

全てをゼロにするより　辛さを引き算してみて
君なら　できるはず

夜に目が覚めてしまっても

まだ　月は出てて　
エアコンの音だけが響いている　真夜中だ
水　　飲み干してさ　
冷蔵庫の光　閉じた暗い部屋　真夜中だ
でも　また眠れるから　
おやすみがもう一度言えるから　
その分2倍元気になれるはず

こうやって　世界を今日も越えて　ゆく

日が昇ったら　カーテン開けたら　
まずは雲の数数えてみよう
多くても少なくても　その余裕な気持ちで
1日のピントが合うはず

なぜだか　涙がこぼれても　明日が嫌になっても
深呼吸してみて
秒針の響きが　心拍を激しくしても
消えたいくらい　朝が怖くなっても
まだ暗い空　星の輝きが見えるから

きっと大丈夫　きっと大丈夫だから

無意識のうちに　下向いてたら　
まずは好きなこと　考えてみよう
夕方がまだ先に感じたら　
背中を伸ばしてみよう
永遠の終わりより　限りある時間掴んで
今なら　間に合うよ

ほら、朝に目が　覚められたから