誰かの代わり
作詞:コヨーテ
涙の味が しょっぱくて
驚いてしまった
拒絶することでしか
この世界を生きられない私は
受け入れることが良いと気がついたの
傷つくあなたの頬がいつも上がって
辛さを見せない けど
もう 頑張らなくていいよ
忘れないでね 忘れて欲しいよ
揺らぐ視界の向こうで眠るあなたが
愛おしくてたまらない
だから 忘れないでね
私の力 小さくて
情けなくなった
刀の柄(つか)を握る
あなたの手に触れて
あんまりにも優しくて
護るものがある人の強さに
気がついたの
誰よりも明るい太陽のようなあなたの隣で
生まれ変わったら
今度は 私が
助けないでね 助けて欲しいよ
違う世界の向こうで生きるこれから
寂しくてたまらない
だけど
全てを賭けても足りないほど絶望的な
この景色を
あなたは1人で立ち向かってしまうんだろう
冬空に降る結晶を握りしめて
心で叫ぶ お願い
忘れないでね 忘れて欲しいよ
揺らぐ視界の向こうで眠る あなたを
きっとまた好きに
なってしまうから
だから 覚えていて
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